だるまの目!左右に入れるタイミングは?だるまの処分方法は? | 教えて!知恵袋

だるまの目!左右に入れるタイミングは?だるまの処分方法は?

だるまの目 雑学

だるまの目

私の住んでいる町でも、毎年行われる年末年始の市では、だるまを売る威勢のよい声が聞こえてきます。

毎年のことながら「あっ、もうそんな時期なのね…」と思い、その声に釣られるようにだるまを購入するのです。

ところで、だるまを購入したのよいのですが、まだ白い左右の目いつ目入れをするのかご存じでしょうか?。

私の友人はだるまに目入れをせずに、また処分の方法もわからないため、「倉庫に3つほど置きっぱなしになっている」と言っていました。

このように、意外とだるまの目入れのタイミング処分の方法がわからなくて困っている方、少なくないようです。

そこで今回は、だるまの目入れのタイミングやそのやり方、処分方法などについての基本的知識をまとめてみました。

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「だるまの目」左右に入れるタイミングは?

だるまの目入れ右目から

だるまは、私たちの願いを叶えてくれる「万能の縁起物」と言われています。

この縁起物のだるま、実はご利益の期限は1年間なんですね。

12月末や新年、または年度の変わり目などに新しいだるまを購入される方が多いと思います。

だるまへの最初の目入れは、購入したらすぐに「新しい願いを込めて」してください。

「だるまの目、左右どちらから入れるの?。」

その場所は、だるまの左目(正面から向かって右側の目)からです。

そして、願いが叶ったら、だるまの右目(正面から向かって左側)に感謝を込めて入れます。

これは、「阿吽(あうん)」という言葉からきていて、左目は「阿(あ)」(物事の始まり)、右目は「吽(うん)」(物事の終わり)を意味します。

ところで、「今年の願い叶っていない」という方もいらっしゃるかと思います。

そのような場合は、たとえ願いが100%叶っていなくても、もしも、皆さんの生活がこの一年間「まずまず」であったならば、そのことに感謝して、だるまの右目に目を入れることをおすすめします。

まずまずの生活でも、それは「だるまのご加護」かもしれませんからね。

 

だるまの目入れの時期やタイミングは?

それでは、だるまの左右の目に「目入れ」する具体的な時期やタイミングはいつでしょうか。

・新年の変わり目
元旦、仕事始めの日など

・年度の変わり目
4月など年度が代わった月の最初の月曜日など

・受験性の場合
大安の日など

・家族のイベント
結婚、出産、病気の快復、就職、退職など無事にできた時など

この他にもいろいろあると思います。
みなさんのご家庭の行事に合わせて入れるのがよいと思います。

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だるまの目入れには何を使うの?

だるまの目入れ

ところで、目入れには何を使うのがよいのでしょうか。

私のおすすめは、油性のマジックペンや筆ペンです。

よく、習字の筆で目を入れるのを見かけますが、素人では墨汁をたれさせてしまう恐れが…。

そうすると、だるまが泣いてしまいます。

高いお金をだして購入しただるまです。
残念な結果にしないためにも、マジックや筆ペンで入れてみてください。

 

だるまはいつまで飾っていいの?

だるまのご利益の期限は1年間と言われています。

ですから、新年や年度の変わり目に購入した新しいだるまは、一年後には処分(供養)をしていただくことをおすすめします。

しかし、「だるまを購入した記念に」という事で取っておくという方いらっしゃいます。

それでもOKです。

ちなみに、願い事が叶っていない場合でも、区切りとして新しいだるまを購入する方は多いです。

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だるまの処分(供養)の方法は?

だるまの処分・供養

それでは、購入しただるまは、どのように処分(供養)をしたらよいのでしょうか。

一番簡単なのは、購入した「だるま市」の寺に納めることであり一般的な方法です。

しかし、いろいろな都合で行けない場合もありますね。

そんな時は、次のような方法で処分(供養)することをおすすめします。

・ご近所の「どんど焼き」を行うところで焼却してもらう

・ご自宅の近くの「お寺」に納める

・近くに「どんど焼き」の風習がなく、「お寺」もない場合は近くの「神社」に納める

我が家では、1月14日あたりに、近くの神社で処分(供養)をしていただいています。

その神社では、直接焼く場所と「回収ボックス」とがあります。

ところで、「だるま」は元々仏教の僧侶である「達磨大師」からきているため、神社で処分をせずにお寺に納めることがベターであるという考えがあります。

しかし、それにこだわらないという説も強く、私的には「こだわらない」説に賛同して近くの神社の「どんど焼き」で実施しています。

ちなみに、高崎だるまで有名な少林山だるま寺をはじめ、各地域にだるまやお人形などを処分してくれるお寺や神社、業者がたくさんあります。

お焚き上げ料として、1.000~2000円程度かかるところが多いようですが、もしお近くにだるまを処分してくれる場所がない場合は、そのようなところで郵送して処分をされてはいかがでしょうか。

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ワンポイント豆知識:だるまを置く場所は慎重に!

だるまは「万物の縁起物」ですので、丁寧に扱い「だるまを置く場所」にも気配りをしましょう。

だるまを置くに無難な場所や方角には、以下のところがあります。

・神棚に納める

・神棚が難しい場合は、高い場所に白い紙を敷いておく

・角は北側に南を向けて置くか、西側に東を向けて置く

・リビングなどの明るく活気ある場所がよい

反対に、だるまを置くによくない場所や方角は、

・上に人が通る所

・エアコンの風が当たる所や台所

・不浄な場所

・北向き

だるまの置き方は、地域や家の風習により異なりますので、「これが正しい」という事はありません。

また、だるまは仏教僧侶の達磨大師に由来するため「神棚に置くのはよいことなのか?」という考え方があります。

しかし、だるまはあくまで「縁起物」であり、宗教として拝むものではありません。

だるまは、カビや埃に気をつけて、きれいにして飾ってあげてほしいと考えます。

 

まとめ

だるまを購入しましたら、是非とも1年間大切に飾ってください。

左目から目入れをして、1年後や願いがかなったタイミングで右目に目入れし処分(供養)することで私たちの幸せを守ってくれますよ。

ところで、 カア~ッと見開いた「だるまの目」は、達磨大師の修行からきているそうです。

達磨大師は、日々過酷な修行を実施してきました。

特に、壁に向かって9年間も座禅を組むという修行は有名です。

そんな厳しい修行ですから、時々睡魔に襲われても不思議ではありません。
そこで達磨太師は、寝ないようにするために自分のまぶたを切り取ってしまったそうなんです!。

いやぁ、ホント凄まじいですね。

この達磨大師の凄まじい思いが縁起物の「だるま」の姿となり、私たちの心の支えとなっていると思うとなんだか感無量です。

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