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桜の開花!満開から散るまでの日数は?

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満開の桜

春といえば「桜」、桜といえば「お花見」と多くの方がイメージされるかと思います。

桜は日本人にとって、云わば「春の風物詩」。

テレビの天気予報などで「桜の開花予想」が取り上げられるようになると、食い入るようにチェックされるのではないでしょうか?。

しかし、せっかく桜の開花予想をチェックしていたのに、開花してからどのくらいで満開になるのかわからず、計画していたお花見の日にはすでに「桜が散る頃になってしまった」なんて、悲しい経験をしたことがある方も少なくないかもしれませんね。

せっかくのお花見ですから、散る桜ではなく「満開の桜」を堪能したいものです。

雨や風などの天候で左右されたり、品種によって開花の時期などに多少のズレがありますが、満開の桜でお花見をするには「桜が満開になってから散るまでの日数」さえ押さえておけば、慌てずに計画することができそうですね。

まして、悲しい思いをすることはないはずです。

ということで今回は、「満開の桜でお花見!」と意気込んで、「桜が満開になってから散るまでの日数」について詳しく見ていきましょう!。

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桜の開花と満開とは?

桜の開花は気象現象の観測とも深い関わりがあるため、気象庁が毎年「桜の開花宣言」として、テレビなどを通じて発表をしています。

気象庁は、それぞれの都道府県で指定されているソメイヨシノの「標準木」を基準として、桜の開花を確認しています。

ソメイヨシノの植樹が少ない沖縄では「カンヒザクラ」北海道では「オオヤマザクラ(別名:エゾヤマザクラ)」を確認して発表しているそうです。

 

桜の開花が発表される条件とは?

では、どのくらいの花か咲けば「桜の開花宣言」がされているかというところが気になってきますね。

気象庁が各都道府県の「標準木」を観察し、桜の木に5~6輪の花が咲けば「開花」としているようです。

 

桜の満開とはいつを指す?

では、桜の「満開」はいつを指すのでしょうか

イメージとしては、「桜の木のつぼみが全て開花した時」と答えたくなりますが、残念ながらその答えは不正解です。

日本気象協会が発表する桜の「満開」は、桜の木の全体の80%、つまり「8分咲き」の時点のものを指すのです。

よくよく考えてみれば、同じ桜の木でも、全ての花が同時に開花するわけではないので、最後のつぼみが開花する頃には、初めに開花した花はすでに散る時期を迎えていますね。

ですから、桜の「満開」は、桜本来の花の色で、一番美しい桜といわれている「8分咲き」とされているのです。

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桜が満開になってから散るまでの日数はどのくらい?

私たちがよく目にする「ソメイヨシノ」に代表される桜は、開花してから満開になるまでおよそ1週間程度とされています。

けれど、やはり「お花見」の計画を立てる際に1番気になるのは、「桜が満開になってから散るまでの日数」でしょう。

毎年思うことですが、桜が満開になってから散るまでって、本当にあっという間ですものね。

満開になっても強風や悪天候にみまわれ、あっという間に桜吹雪なんて年もあります。

このように、「桜が散るまでの日数」は天候にも左右されますが、一般的にソメイヨシノに代表される桜は、満開になってから散るまでもおよそ「1週間」程です。

先ほどもお伝えしたとおり、桜が開花してから満開になるまでの日数もおよそ1週間程度ですから、つまり「桜が開花してから散るまで」は、たった2週間程度しかないということになるのです。

ですから、「桜の開花宣言」をお知らせするニュース見たらすぐにでも、お花見の計画を練らなくてはいけませんね!。

「美しい物は儚い」というのは正しくその通りで、桜を楽しめる期間は1年で「本当に短い期間」なのだと改めて実感します。

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桜の品種で違う開花の時期や満開から散るまでの日数!

日本の桜の代表ともいえる「ソメイヨシノ」は、これまでお伝えしたとおり「開花宣言」などの時の標準木ともされていて、誰もが知っている大定番の桜。

しかし、桜には他にも、植物学上で「サクラ」に分類されるおよそ300種類以上という驚くほどの数の品種があるのです。

ここでは、「ソメイヨシノ」をはじめとした代表的な桜の品種を取り上げ、開花の時期や満開から散るまでの日数を見ていきましょう。

 

ソメイヨシノ

ソメイヨシノ

日本国内で植樹されている桜の約8割を占めるとされる「ソメイヨシノ(染井吉野)」は、誰もが想像する桜の木ともいえ、まさに日本を代表する桜です。

開花時期は平均して3月下旬~4月上旬で、満開になってから散るまで4日~1週間程度と、とても短い期間で散る品種です。

このソメイヨシノと、開花時期や散るまでの期間がほとんど同じ品種が「シダレザクラ」です。

 

エドヒガンザクラ

エドヒガンザクラ

名前にある「ヒガン」からか、「エドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)」はソメイヨシノの開花よりも少し早い、「春のお彼岸」頃に開花しはじめます。

満開になってから散るまでは1週間程度と、ソメイヨシノとほぼ同様、とても短い期間で散る品種です。

 

ヤエザクラ

ソメイヨシノの開花から1週間ほど遅れて開花するのが、「ヤエザクラ(八重桜)」です。

開花して、満開から散るまでの期間が長く、GW期間頃まで楽しむことができる品種です。

万が一、ソメイヨシノのお花見のタイミングを逃してしまった場合でも、ヤエザクラならチャンスがあります!。

 

カワズサクラ

伊豆・河津町の木と指定されている「カワヅザクラ(河津桜)」は、例年2月上旬頃から開花して、2月中旬頃に満開になります。

カワズザクラの特徴は「開花から散るまで1ヶ月」と、他の桜と比べて咲いている期間が長いので、お花見の計画が立てやすいのは嬉しいポイントです。

 

まとめ

いかがでしたか。

これまで「よし、お花見に行くぞ~!」と計画をしようとして、開花宣言のニュースなどをなんとなく聞いていましたが、

・桜の開花は、各都道府県の「標準木」を観察し、桜の木に5~6輪の花が咲くこと

・桜の満開は、全てのつぼみが花開くときではなく「8分先」を指すこと

・満開から散るまでの日数は1週間程度

など、桜を楽しめる期間は短いことを、あらためて知ることができました。

テレビで桜の開花宣言の情報が流れ出したら、お花見の計画はその1週間後を目安にしておけば、もうこれまでの「計画していた日に桜がすでに散っていた」なんて悲しい思いをせずに済むはずです。

また、桜の品種ごとに開花の時期や満開から散るまでの期間が異なってくるので、お花見も1度ではなく、2度・3度と楽しめそうですね!。

今年のお花見は、ぜひ「満開に花開く桜の木の下」で楽しんでいただけたらと思います!。

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