生活の教えて!知りたい!に役立つ知恵袋サイト

教えて!知恵袋

雑学

エビフライのしっぽ!食べる派?食べない派?しっぽの栄養がスゴイ!?

更新日:

エビフライのしっぽ

エビフライは、今も昔も、子どもから大人まで絶大な人気メニューですね。

あの、衣のサクサク感と、プリっぷりのエビの歯ごたえ…たまりません。

でも、意外に目につくのが「エビフライのしっぽ」を残す人が多いことです。

私はしっかり「食べる派」なのですが、「食べない派」の方とご一緒すると「もったいない感」が、顔に出てしまったりします。

そこで今回は、「エビフライのしっぽ、食べる?食べない?」をテーマに、エビフライのしっぽに含まれる「栄養成分と効能」などについて探っていきましょう。

スポンサーリンク

 

エビフライのしっぽの優れた栄養成分!

エビフライのしっぽ

エビは昔から「不老長寿の象徴」といわれていて、とくに日本では縁起物としておせち料理などに用いられる代表格の食材ですよね。

エビの身にはビタミンEをはじめ、亜鉛、鉄、マグネシウムといったミネラル類が豊富に含まれています。

さらに、しっぽや殻の部分にもキチン、タウリン、アスタキサンチン、カルシウム、ビタミンEなど、優れた栄養成分が含まれているんです。

ここでは、エビフライのしっぽに含まれる、上記5つの栄養成分と効果に注目して見ていきましょう。

 

エビフライのしっぽの栄養成分「キチン」とは?その効果とは?

「キチン」は動物性の食物繊維のひとつです。

カニやエビなどの甲殻類の殻や、甲羅などの多く含まれています。

キチンには、

・体の免疫力を向上させて「自然治癒力」を高める

・細胞の活性化をはかる
・肝臓や腎機能の働きをよくする
・血圧を調整する
・便秘の予防や改善に役立つ
・血中コレステロール値を下げる

など、とてもありがたい効果のある栄養成分なんです。

出典:講談社「漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典」

 

エビフライのしっぽの栄養成分「タウリン」とは?その効果とは?

「タウリン」と聞くと、なんかムクムクと?活力が湧いてきそうですが、これは貝類やいか、たこ、いわしなど水産生物に豊富に含まれる含硫アミノ酸によるものです。

タウリンは、コレステロールと一緒に、脂質の吸収に必要な「胆汁酸」の原料となります。

この効果としては、

・血中コレステロールの上昇を抑える
・血圧を低下させる
・肝臓や体を元気にする

などが知られています。

 

エビフライのしっぽの栄養成分「アスタキサンチン」とは?その効果とは?

「アスタキサンチン」という名前、CМでもずいぶんお馴染みになりましたよね。

そうです、化粧品に含まれる成分として有名になりました。

このアスタキサンチンは、カロテノイドの一種で、カニやエビなどの甲殻類の殻やサケの肉などに含まれる「赤色の色素」のことを言います。

アスタキサンチンは、化粧品にまで使われるくらい幅広い効果があるんです。

アスタキサンチンの効果としては、

・肌を美しくする
・強力な抗酸化作用をもっているため、活性酸素を抑制する

・眼精疲労を予防する
・免疫力を強化する
・筋肉疲労を軽減する
・動脈硬化や心筋梗塞など、生活習慣病の予防や改善を図る

などなど。

こうしてみると、アスタキサンチンはスーパーな栄養成分ですよね。

参考:小学館「デジタル大辞泉」
参考:株式会社平凡社「百科事典マイペディア 」

スポンサーリンク

 

エビフライのしっぽの栄養成分「カルシウム」とは?その効果とは?

エビのしっぽや甲羅を食べてみると、パリパリとした食感がして「カルシウムを食べている感」満載ですよね。

みなさんもご存じの通り、このカルシウムは私たちの体の骨・歯を作る成分で、とても重要なものなのです。

でも、カルシウムの効果はそれだけでありません!。

カルシウムの効果は、

・身体の中で神経や筋肉の興奮を調節する

・血液のpHの調節をする

などの役割もあり、私たちの健康維持に一役買っているんです。

参考 小学館「デジタル大辞泉」
参考 あなたの健康をサポート QUPiO(クピオ)生活習慣病用語辞典

 

エビフライのしっぽの栄養成分「ビタミンE」とは?その効果とは?

エビには「ビタミンE」も含まれています。

このビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つであり、私たちの体に不可欠なビタミンです。

ビタミンEの効果を見てみると、

・有害な活性酸素を除去して細胞膜(さいぼうまく)を保護する、抗酸化作用が高い

・動脈硬化などの生活習慣病や、老化などをまねくと言われる「過酸化脂質」の生成を防止してくれる

・血行を促進して、お肌の健康を保ったり、体の冷え等を予防する

など、こちらも私たちに嬉しい効果といえるでしょう。

ちなみにビタミンEは、油に溶ける「脂溶性ビタミン」です。

エビフライは油で調理しますので、ビタミンEをより効果的に摂取できる「理にかなったメニュー」と私は考えています。

参考 小学館「食の医学館」
参考 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
参考  デジタル大辞泉

 

まとめ

いかがですか。

こうしてみてくると「エビフライのしっぽ」には、いろいろな栄養成分があり、栄養学的に見ても決して「あなどれない存在」といえるのではないでしょうか。

じつは先日、友人6名で夕食会をしたとき、コースメニューに「エビフライ」が登場したのですが、2人の友人は「エビフライのしっぽ食べない派」私を含む4人は「エビフライのしっぽ食べる派」であることがわかった食事会となりました。

こんなに栄養がある、エビのしっぽを残すなんてもったいないですよ~!

とくに良く調理されたエビフライのしっぽは、サクサク・パリパリ食べやすいです。

「しっぽ食べない派」のみなさんも、健康と美容のために、「エビフライのしっぽ食べ」にぜひチャレンジしてみて下さい!。

スポンサーリンク

-, 雑学
-, , , , ,

Copyright© 教えて!知恵袋 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.