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ラグビー日本代表になぜ外国人選手が多い?代表資格に国籍は関係ない?

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ラグビー日本代表 外国人

第9回ラグビーワールドカップ2019日本大会が、いよいよ9月20日(金)に開幕!。

参加国は20か国。予選プールを経て、決勝戦となる11月2日(日)までの約1ヶ月半、48試合、日本全国12会場で熱戦が繰り広げられます。

第8回となる前回のイングランド大会では、日本代表が当時の世界ランキング3位の南アフリカを破る歴史的な快挙と、五郎丸選手がゴールを狙うときのポーズが話題にもなって、日本でもラグビーブームが巻き起こりましたね。

ところで、はじめてラグビー日本代表の試合を観たときに「日本代表になぜ外国人選手が多い?」と思われる方が多いと聞きました。

サッカーで日本代表になるには、日本国籍が必要とされ、これまでもラモス瑠偉や三都主アレサンドロ、田中マルクス闘莉王など、帰化申請し日本国籍を取得することで日本代表選手になった選手は多々います。

ではなぜ、ラグビー日本代表には、外国籍のままの外国人の選手が多く登録されているのでしょうか?。

反対に、日本人でありながらニュージーランド代表「オールブラックス」など、他国の代表入りを目指している若者もいます。

果たして、ラグビーでは代表資格に「国籍」は関係ないのでしょうか。

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ラグビー日本代表になぜ外国人選手?代表資格に国籍は関係ない?!

ワールドカップ直前の「網走合宿」に召集された代表メンバー41名のうち、帰化した「リーチ・マイケル」や「中島イシレリ」を含めた外国人・外国出身者は19名。

およそ4割が外国人・外国出身者であり、大会選出メンバーとなればその割合はさらに多くなることでしょう。

ラグビー日本代表の代表資格に、国籍は関係ないのでしょうか?。

ここでは日本代表を例に、代表資格が得られる条件を見ていきましょう。

 

ラグビー日本代表資格を得るための条件!

ラグビーに於いて、日本代表資格を得る条件は、他国での代表歴がないことが大前提です。

ワールドカップやオリンピックで好成績をあげたいからと、ニュージーランド代表(オールブラックス)など他国代表として活躍した経験のある選手をスカウトしても、日本代表にはなれないのです。

これは、その国を代表する選手にそぐわないというイメージのままですね。

ラグビーでは、他国で代表経験がないことに加えて、以下の条件のうち1つでも当て嵌まることで日本代表資格が得られます。

・日本生まれ
・両親、祖父母の中に日本出身者がいる
・日本に3年以上居住している
(2021年からは5年以上に変更)

さらに、たとえ他国で代表歴があっても、以下の2つの条件を満たすことでラグビー日本代表になれます。

・日本国籍を取得後、7人制(セブンス)の日本代表として「セブンスワールドシリーズ」に4戦以上出場している

・日本で累積10年以上居住している

つまり、外国籍の選手でもそれぞれの条件をクリアすることでラグビー日本代表となる資格が得られるということです。

ちなみに、外国人選手を「助っ人」と表現して揶揄するような人々もいますが、誰が自国を捨て他国の代表になろうと思いますか?。

決して、外国人・外国出身の選手たちが日本代表になることで、特別な報酬が与えられることなどありません。

高校・大学へと進学するなか、日本への留学を選んだ彼らが「日本代表になりたい」と思った背景が必ずやあったからなのです。

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日本人でもニュージーランド代表を目指せる!?

先に紹介した代表資格を得る条件を裏返せば、日本人でもニュージーランド代表(オールブラックス)を目指せるということ。

三宅 俊(みやけ しゅん)、2019年現在、ニュージーランドへ留学中の彼は身長171㎝・体重83㎏の17歳で、卒業後もニュージーランドでプロ選手を目指し、最終的な目標は、ニュージーランド代表(オールブラックス)に選ばれることだといいます。

これまで日本代表には多くの外国人選手が選出されてきましたが、その逆となる日本国籍の選手が他国代表を目指すことは非常に稀なケースではあります。

彼には、当然ジュニア世代のカテゴリー代表に選出される実力があるも、それが日本代表歴に相当してしまうことから、あえて加わっていません。
自分の可能性を信じて突き進む彼に、今後も注目です。

 

ラグビーの代表資格の条件が国籍に寛容な理由!

ラグビーの代表資格を得るための条件が国籍に寛容な理由には諸説あるものの、一説にはラグビー発祥と世界へ広められた歴史的背景が大きく関係しているといわれます。

ラグビー発祥の地は、ご存知のとおりイングランド(イギリス)。

ラグビーの起源は、「1823年、イングランドの有名なパブリックスクールであるラグビー校でのフットボールの試合中、ウィリアム・ウェッブ・エリスがボールを抱えたまま相手のゴール目指して走り出した」ことだとされている。

引用:Wikipedia|ラグビー

このラグビーが世界各地に広まるに、イギリスが植民地としていた国や、関係の深かった国々へ渡ったイギリス人が教え広めたという背景があります。

ニュージーランドやオーストラリア、南アフリカなど現在も世界トップレベルの国々は、元々イギリスの植民地であった国々なのです。

当然のごとく、その国・地域の代表となる選手はイギリス人が中心でした。

しかし、それでは国際試合に於いて代表選手を国籍にこだわってしまうと、みなイギリスに偏ってしまう問題が発生します。

そこで考え出されたのが、「その国・地域で実際にプレーしている選手の中から代表選手を選ぼう」であり、現在の国際ルールに繋がっているのです。

もしかしたら、当初の国際大会は、イギリス人同士の「地域対抗」色が強かったのかもしれませんね。

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ラグビー日本代表は外国人が多すぎ?!

ラグビーの国際ルール上、日本代表に外国人・外国出身の選手はいくらいても問題がないことはわかりました。

それでも、「日本代表は外国人多すぎでしょ!」と思う方に向けに、他国代表の国籍事情はどうなのか調べてみました。

 

日本代表は外国人の割合が多いわけではない!?

ここで、「日本代表に外国人が多い」と思われている方むけに、他国代表に於ける外国人・外国出身者の選手の人数を見ていきましょう。

以下は、2015年ラグビーワールドカップ・イングランド大会に出場した、各国代表の中の外国人・外国出身者の数をランキング形式で紹介します。

第1位:サモア     15人
第2位:アメリカ    12人
第3位:イタリア    11人
第4位:日本      10人
第5位:トンガ     9人
第6位:イングランド  8人
第7位:オーストラリア 7人
第8位:スコットランド 7人

このデータを見る限り、日本代表が特別に外国人・外国出身選手が多いわけではないことがわかります。

肌の色など外見が異なるがゆえに、日本代表に外国人・外国出身選手が多いイメージがあるかもしれません。

しかし、強豪とされる国の代表選手にも、外国人・外国出身選手が多く含まれていることがわかります。

 

日本代表になぜ外国人選手が多いと感じるのか?

ではなぜ、日本代表に外国人・外国出身の選手が多いと感じるのでしょうか。

先に紹介したように、日本代表に於ける外国人選手の割合は特別多いわけではありません。

そこには大きく2つの理由があると思います。

1つは、そもそも日本が昔から単一民族で成り立っていることで、見た目やカタカナ表記の名前から外国人と強く認識するから。

逆に、海外の代表チームにその他の国籍の選手がいたとしても、見た目が大きく変わらないので、日本人からすると外国人選手がいないように感じてしまうということ。

もう1つは、サッカーJリーグやプロ野球で来日する外国人選手に対して、「助っ人」と呼ぶ日本のスポーツ文化も影響しているのでしょう。

昔からスポーツに於いて、日本人より外国人の方が優れているというイメージが強いためなのでしょう。

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ラグビー日本代表の外国人選手の多くは日本国籍!

ワールドカップ直前の「網走合宿」に召集された41名の中に含まれる、外国人選手は19名。

しかし、その19名のうち元々は外国籍でありながら、帰化申請によって既に日本国籍を取得している選手は11名にのぼります。

外国出身、たとえ肌の色が違っても、彼らは外国人ではなく「日本人」なのです。

 

日本国籍を取得している外国人選手は?

ここで、既に日本国籍を取得している外国人選手11名を確認しましょう。
大きくFW(フォワード)とBK(バックス)に分け、名前|出身国|ポジション|所属チーム の順に紹介します。

【FW(フォワード)】

中島 イシレリ
トンガ|PR|神戸製鋼

ヴァル アサエリ愛
トンガ|PR|パナソニック

アンセ サムエラ
フィジー|LO|キャノン

トンプソン ルーク
NZ|LO|近鉄

ヘル ウヴェ
トンガ|LO|ヤマハ発動機

ツイ ヘンドリック
NZ|FL|サントリー

リーチ マイケル
NZ|FL|東芝

 

【BK(バックス)】

アタアタ モエアキオラ
トンガ|WTB|神戸製鋼

レメキロマノ ラヴァ
NZ|WTB|ホンダ

ラファエレ ティモシー
NZ|CTB|神戸製鋼

松島 幸太郎
南アフリカ|FB|パナソニック

 

まとめ

今回は、2019年ラグビーワールドカップ日本大会を前に、ラグビーを観たときに多くの方が思う疑問「ラグビー日本代表はなぜ外国人が多い?」について、

・ラグビーの代表資格と国籍の関係は?
・ラグビー日本代表は外国人が多すぎ?

などに焦点をあてながら、さまざまな角度から見てきました。

ラグビーに於ける代表資格の条件は、ラグビーの発祥地イングランドと、イギリスが植民地としていた国や関係の深かった国々へ渡った人が広めていったという歴史的背景が強く関係しています。

代表資格となる国籍の条件を厳しくしてしまうと、当時はイギリスに選手が偏ってしまうという問題が発生しまったのです。

そこで「その国・地域で実際にプレーしている選手の中から代表選手を選ぼう」と考え出されたのが、現在の国際ルールに繋がっています。

これが、ラグビー日本代表資格の条件を例にしても、国籍に関してはかなり寛大な理由です。

・日本生まれ
・両親、祖父母の中に日本出身者がいる
・日本に3年以上居住している
(2021年からは5年以上に変更)

最後に、2015年大会当時「ゴールを狙うときのポーズ」が話題となった五郎丸選手も、外国人選手について発信しています。

今回、ワールドカップ直前に行われた「網走合宿」に召集された代表メンバー41名の中で、外国人選手は19名。

その内、11名もの選手が帰化申請により既に日本国籍を取得し、日本人として参加しています。

彼らはまさに、母国の代表より日本を選び、日本を背負って戦っているのです。

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