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レシートの文字が消える理由!消えない保存方法は?復活できる?

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レシート・領収書

キャッシュレス化の波にのるようにクレジットカード払いができるお店が増え、それは便利で嬉しい反面、「控え」「レシート」とでお財布の中の紙が増えたのは私だけではないはず(笑)。

とくにレシートや領収書は、「確定申告」や「経理処理」では欠かせない大切なモノなので、しっかり管理したいものですが、ついついお財布の中に入れっぱなしになってしまっていて、気づいたら印字されていた「文字が消えていた」なんてことありませんでしょうか。

どうして、あのレシートに使われる白い用紙は文字が消えてしまうのでしょう?。

大事なモノなので消えないで欲しいですよね。

レシートの文字が消えない保存方法はあるのでしょうか。

また、仮に消えてしまったとき、パソコンのデータ修理のように復活できる方法はあるのでしょうか。

レシートばかりでなく、最近は領収証や保証書も同じ用紙でくれるお店が増えました。

レシートの文字が消える不思議な理由消えないようにする方法、さらに消えた文字を復活させる方法についての情報を、まとめてご紹介したいと思います。

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文字が消えるレシートの正体は感熱紙!

文字が消えてしまうレシートに使われている紙の正体は、「感熱紙」と呼ばれる紙なんです。

感熱紙は、化学反応によって文字を印字している特殊な紙。

印字される表面には「ロイコ染料」と「顕色剤」という化学塗料が塗らていて、その2つが文字となる部分に熱エネルギーを受けることによって「融合」という化学反応を起こし、黒色に発色する仕組みになっています。

感熱紙は、染料となるインクがいらずに印字ができることからコストカットに繋がり、ロール形状であるために場所も取らないという便利な用紙なのです。

感熱紙のレシートが世に出回ったとき、小学生だった私は爪でピーッと引っ掻いて「摩擦熱」で黒い線を引いてみせ、「魔法の指~!」とキャーキャー騒いだり、熱で全体が真っ黒になることから「好きな人の名前」を書いては、ストーブの熱にかざして「誰と書いたでしょう?!」など遊んだものでした。

余談ですが…(笑)。

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レシートの文字が消える理由!

誰にも見せたくない文字を書いて、わざと真っ黒にするための紙として使うならともかく、確定申告や経理処理で大切なモノとなるレシートの文字が消えてしまうのは困ったことです。

ここからは、レシートの文字が消える理由を詳しく見ていきましょう。

 

用紙の劣化で消える

感熱紙は熱によって、ロイコ染料と顕色剤が「融合」という化学反応によって着色されて文字が浮かび上がる仕組みなのですが、この融合は時間の経過に弱いのが特徴。

時間の経過による用紙の劣化と共に、その結合が解けてしまいます。

融合していなければ元の白い紙の状態。つまり文字が消えてしまうというわけです。

 

用紙の化学反応で消える

ロイコ染料と顕色剤の融合はアルコールや油等の薬品の接触にも弱く、それで結合が解けてしまうことがあるんです。

たとえば、ハンドクリームを塗っている指先で文字をこすると溶けるように消えてしまいます。

その他、プラスチックや塩化ビニール素材との接触にも弱いですね。

 

熱で消える

これは文字が消えるというより、熱によってレシートの白い部分が無くなってしまうので、印字された文字がわからなくなってしまうということですね。

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レシートの文字が消えない保存方法とは?

レシート保存は紙袋

ロイコ染料と顕色剤の融合という化学反応は熱や薬品に弱いものなので、これらに触れさせないことが消えない方法の最善策であるといえます。

レシートの基本的な保存方法と、取り扱いで注意することをまとめます。参考になさって下さい。

・ビニール袋ではなく、紙の袋で保存

・直射日光、高温多湿の場所を避けて保存

・糊を使う場合は、自然由来の水溶性を利用

・クリームなどの油分のついた手で触らない

また、感熱紙のタイプによって劣化までの期間の違いがあり、長期保存が可能なタイプもあります。

・ノーマル保存タイプ:保存目安3-5年

・中保存タイプ:保存目安5-7年

・高保存タイプ:保存目安7-10年

保存方法と取り扱いに注意することで、高保存タイプだと最長10年にもなるですね!。

法人税法では「領収証は7年間の保存」が定められていますから、このタイプはありがたいですね。

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消えてしまったレシートの文字は復活できるのか?

残念ながら、1度消えてしまったレシートの文字は「復活」できません。

化学反応が残っていることを期待して、透かしてみたり「コピー機の濃淡機能を駆使」してその文字を浮かびあがらせてみたり、工夫次第では何とかなるかもしれませんが…。

しかし、いずれも「復活」を期待できるものではありません。

確実な証拠資料として使うことを想定するならば、感熱紙のレシートではなく「紙の領収書」でもらうか、「コピーを撮る」もしくは「スキャナー」で撮り、データ保存しておくのがベストのようですね。

正直、面倒くさい作業かもしれませんが…。

 

まとめ

子供じぶん、感熱紙に感銘を受けた私にとって「熱によって黒くなる」ことは当たり前でしたが、科学技術の進歩で10年もの長期保存期間がある感熱紙が世に普及している世代の方には、普通紙と感熱紙の区別がつかなくても当然ですよね。

感熱紙は印字面にのみ化学物質が施されているため、普通紙のように平らになりにくい特徴があってクルクルしてしまいます。また表面がツルツルとしているのが特徴です。

確定申告や経費処理に欠かせないレシートですが、文字が消えてしまっては証拠資料になり得ません。

消えたレシートの文字を、復活させる「これ」といった裏技もありません。

感熱紙に印字されたレシートや領収証・保証書をもらった時は、その保存に気を付けるようにして下さいね。

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