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ラグビーのルールを子供や初心者向けに簡単に説明すると?

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ラグビーのルール

昨今のラグビーブームの火付け役は、なんといっても、2015年 第8回ラグビーワールドカップ・イングランド大会で、日本代表が当時の世界ランキング3位の強豪・南アフリカを破るという、歴史的な快挙を成し遂げたことでしょう。

大々的に、ニュースでも取り上げられましたからね。

第1回ラグビーワールドカップ・ニュージーランド&オーストラリア大会(1987年)当時、僕は大学生で現役プレーヤーでしたが、日本代表が南アフリカに勝利するなんて、まったく考えられないほど力の差は歴然としていましたからね(苦笑)。

いよいよ、2023年 第10回ラグビーワールドカップ・フランス大会が開催されます!。

2019の日本開催時には「4年に一度じゃない。一生に一度だ。- ONCE IN A LIFETIME -」がキャッチコピーに掲げられました。今大会はテレビ観戦での応援が主になるとは思いますが、ホント沢山の方々に応援して欲しいと思います。

とくに、まだラグビーに触れたことのない子供たちや、ラグビー観戦初心者のみなさんに気軽に楽しんでもらい、その先もずっとラグビーファンになって欲しいなぁと思うんです。

ということで、今回は2023年第10回ラグビーワールドカップ・フランス大会を目前に、子供やラグビー観戦初心者に向けに、ラグビーのルールを簡単にわかりやすく説明してみたいと思いました。

ルールという大前提はありますが、あくまで「ラグビーをわかりやすく楽しんで欲しい」をテーマに紹介していきたいと思いますので、諸先輩方々からすると、少々的外れに思われる内容もお許し下さい(苦笑)。

簡単な範囲でルールがわかるだけでも、もっとラグビーが好きになってもらえるという一心です。

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ラグビーのルールを子供や観戦初心者向けに簡単に説明!

ぶっちゃけ、子供さんや観戦初心者のみなさんがラグビーのルールを全部覚える必要なんてありません!。

なぜなら、現役の日本代表ラグビー選手でさえも、ルールの全てを理解しきれてる選手は少ないといわれるのですから(苦笑)。

というのも、ラグビーのルールは試合をより楽しくするために、毎年少しづつ改正されているからなんですね。

私が現役プレーヤーの頃の「トライ」は4点でしたが、現在は(1993年~)5点になっています。
勝敗を決する得点が変わるなんて、他のメジャースポーツにありませんよね。

正直、大学生までプレーヤーだった私も、現在のルールを理解しきれていません(苦笑)。それでも楽しめるのは、ラグビーのルールの基本中の基本が身に沁みついているからなんです。

ラグビーのルールの基本を一言でいえば、「ボールは自分のチカラで前は運ぶ」でしょうか…。

加えるなら、「ズルはしない」という精神。

ラグビーは「紳士のスポーツ」と言われる由縁の1つです。

今回は、子供たちやラグビー観戦初心者向けに、「これだけ覚えれば楽しめる!」をテーマに、ルールを基本編反則編にわけて簡単に説明していこうと思います。

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ラグビーのルール|基本編

ラグビー・人数・時間・得点方法

まずは、ラグビーの試合における「プレーヤーの人数」「試合時間」、勝敗を決する「得点方法」について見ていきましょう。

いくら子供や観戦初心者とはいえ、「それくらいは知ってるよ」と叱られてしまいそうですが、念のために一応押さえておきますね。

 

プレーヤーの人数

ラグビーのプレーヤーは1チーム15人。試合に出場しているメンバー15人を「フィフティーン」と呼びます。

交代できる控え選手は8人まで登録できるので、合計23人が登録されて試合がおこなわれます。

ラグビーでも様々な人数制限を設けた試合があって、オリンピック種目のラグビーは「セブンズ(Sevens)」とも呼ばれるように7人制のラグビーです。

 

ラグビーの試合時間

ラグビーの試合時間は、前後半40分づつ。ハーフタイムは15分以下となっています。

試合のはじめは「キックオフ」。試合終了は「ノーサイド」

ノーサイドとはラグビー用語で、試合が終われば敵味方なく、勝った負けたもなく、互いに健闘を讃え合おうという精神的な言葉です。

ただ、試合終了を意味する言葉として「ノーサイド」を使っているのは、もはや「日本だけ」みたいで、海外では「フルタイム」が現在の主流のようです。

チョッと寂しい気もしますが、ラグビー発祥の地であるイングランドをはじめ、海外では現在も試合終了後に軽食をおつまみにビールを飲みかわしながら互いを労う、ラグビーならではの交歓会が催されているようですよ。

ちなみに、オリンピック種目となる7人制ラグビーでの試合時間は、前後半7分づつです。

短い試合時間ゆえのスピーディな展開は、観る側も一瞬たりとも気が抜けません。

 

ラグビーの得点方法

ラグビーの得点方法は、主に4つ。

・トライ:5点
・コンバージョンゴール:2点
・ペナルティーゴール:3点
・ドロップゴール:3点

相手陣地のゴールラインを超えたエリアにボールを押さえる「トライ」で5点。

トライ

トライの後に、トライした地点の延長線上(どこでもOK)からゴールキックを狙うのが「コンバージョンゴール」で、決まれば2点追加。
つまり、より中央に近い場所にトライすることで、トライとコンバージョンゴール合計で7点が得られやすい。

ゴールキック・ペナルティーゴール

ペナルティーゴールは、相手の反則でペナルティーを得た地点から「ゴールを狙う」と宣言し、キックが決まれば3点。

ドロップゴールとは、地面にバウンドさせたボールをキックする得点方法。これも決まると3点。

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ラグビーのルール|反則編

ラグビーは、カラダとカラダがぶつかる激しいスポーツだからこそ、安全にも配慮してルールが細かく決められています。

ラグビーの試合を観戦していると、レフェリーの笛の多さに気がつくことでしょう。

「えっ、今なにがあったのよ~?」

1つ1つの笛に、子供や初心者なら必ず思うはず。そこから1歩抜け出して、ラグビーを楽しく観戦するために、反則の中でもっとも多く起こりうる「スローフォワード」「ノックオン」「オフサイド」の3つの反則を覚えていきましょう。

繰り返しますが、ラグビーのルールの根底は「ボールは自分のチカラで前は運ぶ」の精神です。

 

ボールは前に投げてはいけない「スローフォワード」

スローフォワード

スローフォワードは、ボールを持った選手が自分より前方にいる味方にパスをしてしまう反則です。

「ボールは自分のチカラで前は運ぶ」の精神に反しますよね。

自分のチカラで前に運んだボールをパスできるのは、さらに自分より後ろに位置する味方にだけなんです。

プレーヤーは、絶対にわざと前にパスすることなどありえません。タックルでタイミングがずれたなど、理由があってのことでしょう。

それでも、反則は反則です。相手ボールの「スクラム」でプレーが再開されます。

 

ボールを前に落とす「ノックオン」

ノックオン

ノックポンは、ボールを持つプレーヤーがボールを前に落としてしまったり、パスやキックされたボールを受けそこなって前方に落としてしまう反則です。

「ボールは自分のチカラで前は運ぶ」に反するものとはいえ、もちろんわざとではありませんし、観ていても「残念」なケースが多いです。

相手ボールの「スクラム」でプレーが再開されます。

 

ボールより前からプレーに参加すると「オフサイド」

オフサイド

ラグビーのオフサイドが、サッカーのそれと違う点は、オフサイドラインが常にボールであること。

「ボールは自分のチカラで前は運ぶ」である以上、ラグビーはボールより前にいるプレーヤーはプレーに参加できないんです

とくに、ボールが地面にあって敵味方が押し合う「ラック」や、ボールを保持して押し合う「モール」でのオフサイドラインは、それぞれの形を成す最後尾の選手の足がオフサイドライン。

そのラインより前方にいるプレーヤーが、相手に向かったり、タックルしてはいけないんです。

ラグビーのプレーは常に「ボール」より後ろ、もしくはモールやラックなど「密集」の最後尾から参加しなければならないのです。

オフサイドの反則は、相手チームへ「ペナルティキック」が与えられます。

ペナルティキックは、陣地を前進させるキックも、ボールを地面にセットして直接ゴールを狙うこともできます。

 

まとめ

今回は2023年第10回ラグビーワールドカップ・フランス大会を目前に、子供やラグビー観戦初心者に向けに、ラグビーのルールを簡単にわかりやすく説明してみました。

ラグビーは、カラダとカラダがぶつかりあう激しいスポーツとはいえ、安全も考慮して細かいルールに従って試合が進められています。

レフェリーの笛が細かく吹かれるのも、試合を安全にコントロールするためのものなのです。

今回は、「これだけ覚えれば楽しめる!」をテーマに、ラグビーのルールの基本編と反則編を簡単に説明するにとどめました。

ラグビーのルールの根底は、「ボールは自分のチカラで前は運ぶ」の精神です。

・ボールを前に落とす「ノックオン」
・ボールを前にパスする「スローフォワード」
・ボールより前からプレーに参加する「オフサイド」

この3つの反則を覚えておけば、およそラグビー観戦を楽しむことができます。

なにより、ラグビーの試合のテレビ中継は親切です。わかりにくい反則があったときは、どんな反則で、何が悪いのかをシッカリ解説してくれます。

細かいルールは、試合を見ながら・解説を聞きながら、少しづつ覚えていけば大丈夫ですよ。

なにより、ラグビーのルールは頻繁に改正されていますから、往年のラガーマンたちもテレビの解説が頼りだったりするのですから(苦笑)。

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