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お寿司の一貫とは何個のにぎり寿司のこと?数え方はなぜ一貫?

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お寿司

「お寿司の一貫って、何個のこと~?」

こんな質問がお子さんから飛んできたら、お寿司の一貫とは何個のにぎり寿司のことか、教えてあげられる自信ありますか?。

実はこれ、人気の回転寿司チェーンのノボリに「本まぐろ三貫200円」とあるのを見た子供から聞かれた質問です…(苦笑)。

回転寿司では、「高級ネタ」でない限り「1皿に2個」のお寿司が普通ですよね。

「一貫」とはお寿司ならでは数え方ですが、回転寿司の影響もあってか、私は「お寿司の一貫とは2個のことだよ」と思ってたんです。

回らないお寿司屋さんでも、にぎり寿司を注文すれば2個づつ出されるでしょ?。

なのに旦那は、「お寿司の一貫は1個だよ」と自信満々!。

たしかに「本まぐろ三貫200円」が、三貫×2個で6個としたら「200円」はありえませんものね…。

それでも、「お寿司の一貫は1個か2個か」については意見が割れていて、どちらが正解とは言い切れないのだとか(苦笑)。

・お寿司の一貫とは何個のにぎり寿司のこと?
・お寿司の数え方はなぜ一貫・二貫なの?

今回は、子供からの質問を機に調べたこれらの情報を、みなさんとシェアしていきたいと思います。

お子さんから質問されたときに、きっと役立ちますよ!(笑)。

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お寿司の一貫とは何個のにぎり寿司?

お寿司の数え方は、なぜ「一貫」「二貫」なのでしょう?。

お寿司屋さんでは、「隠語」と呼ばれる独特な言葉が多いですよね。

・シャリ(酢飯)
・ガリ (生姜)
・サビ (山葵)
・アガリ(お茶) など

隠語なだけに、お客が自ら使うのは「如何なものか…」と思われる店主もいるそうです。

「一貫」も、お寿司ならではの数え方ですよね。

人生の先輩方からちゃんと教わったこともなく…(苦笑)。

だからこそ、いい年した大人の私も「お寿司の一貫とは何個のにぎり寿司のこと?」と悩んでしまうわけです。

独特な言葉は、それだけでも寿司屋の「敷居」が高くなるからと、最近のお寿司屋さんは初めからメニューに「1個・2個」の数え方で表すことも多くなっているようですが…。

 

お寿司一貫とは何個のにぎり寿司?

「お寿司の一貫とは何個のにぎり寿司?」については、1個という説もあれば2個という説もあり、どちらが正解とは言い切れないようです。

実際に、お寿司屋さんによっても数え方はマチマチ。

ならばと、Wikipediaで「にぎり寿し」を調べてみても、

寿司を数える助数詞に「貫」があるが、寿司1個を「1貫」と数えるか、2個1組を「1貫」と数えるかなどについては諸説ある。

引用:Wikipedia|握り寿司

さすがのWikipediaですら「諸説ある」と、どちらが正解とは表現されていないのですから、私たちが悩むのも当然です。

そもそも、お寿司を「一貫」と数えるようになったのも1970年以降のことで、それ以前は「1個・2個」。

国語辞典でも、2001年刊行の三省堂国語辞典第五版で初めて採用されたというように、バブル時代といわれる昭和後期の「グルメブーム」以降に一般的になったみたいですね。

ただ、最近のお寿司業界では、「お寿司一貫はにぎり寿司1個」というのが主流のようです。

出前専門のお寿司屋さんのメニューを見ても、「4人前(36貫)」と紹介されています。

回転寿司でも、一貫はにぎり寿司1個が基本。

回転寿司で「大トロ一貫100円!」と魅力的なノボリが出ていても、ほぼ間違いなく一貫=1個ですものね!。

 

お寿司の数え方はなぜ一貫・二貫?

一貫・二貫と言う数え方は、お寿司業界ならではのもの。

お寿司屋さんですら、お店によって一貫の数え方が違うといわれますが、最近の主流は「一貫はにぎり寿司1個」。

ときに回転寿司でも、わざわざ「ご注文は二貫づつてお願いします」と書かれているのも、「1皿2個=二貫」ということでしょう。

そもそも「貫」とは重さの単位で、3.75kgになります。

さすがのお相撲さんでも、重さ一貫のお寿司は食べきれないでしょうし、もはやにぎり寿しのサイズを通りこしていますよね!。

それでは、なぜお寿司の数え方は一貫・二貫なのでしょう?。

ホント調べるだけ色々な説が出てきますが、やはり重さの単位「一貫=3.75㎏」がキーワードみたいですが…。

 

「銭差し百文」の重さが「一人前」のお寿司の重さだった!?

江戸前寿司
出典:『家庭酢のつけかた』 小泉清三郎(迂外)著 

江戸前寿司が誕生したのは、江戸時代・文政年間(1818年~1830年)頃とされています。

当時のお寿司「一人前」や「一貫揃え」は、寿司板の上に9種類ほどのネタのにぎり寿司で、重さにして約360gほどだったそうです。

また、その当時の庶民が用いるお金の1つ、まん中に四角い穴の開いた「一文銭」の1枚の重さは3.75g。

96枚の一文銭に紐を通してまとめたモノを「銭差し百文」と呼んで、百文の評価で扱われていたのだとか。

4枚少ないのは紐でまとめた手間代で、「手数料」のようなものだったのでしょう。

銭差し百文の重さは、一文銭3.75g×96枚なので360g。

この銭差し百文を10個まとめたものが、「銭差し一貫」で3.6㎏。

本来なら、銭差し一貫の重さ「3.6㎏」を一貫とするところでしょう。

そこが江戸っ子の寿司職人の気前の良さかな…(笑)。

景気よく、銭差し百文360gの1人前を「一貫揃い」と呼ぶようになったのです。

 

にぎり寿司1個が一貫は「華屋与兵衛」が提案した?!

にぎり寿司1個を一貫と呼ぼうと提案したのが、江戸・文政年間に江戸本所で寿司屋を開き両国へと移った、寿司職人の「華屋与兵衛」

当初は、庶民が気軽に「好きなネタ」を選んで食べられるようにと、「お好み寿司(40g相当)9個」のセットを「一貫寿司」として紹介したのが大ヒット!。

さらに気をよくした華屋与兵衛は、「にぎり寿司1個を一貫と呼ぼう!」と提案し、これに多くの江戸前寿司職人から賛同を得たことが、「お寿司の一貫はにぎり寿司1個」とする数え方が広まったきっかけだといわれます。

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なぜお寿司屋さんではお寿司が2個づつ出される

寿司職人

回転寿司では大抵、お寿司は1皿に2個づつですよね。

「回転しない」高級なお寿司屋さんでも、お好みのネタで注文すれば、お寿司は2個づつ提供されます。

このスタイルこそが、私が「お寿司の一貫はにぎり寿司2個のこと」と思い込んできた原因。

例えば、「大トロ!」と注文すれば黙って2個出てきますもの。

 

大きな一貫寿司を2個にわけた?!

江戸時代・文政年間に生まれた江戸前寿司の一貫は40gほどで、その大きさを例えると、軽く握ったおにぎりの半分ほど。

現在のお寿司のように、一口で「パクッ」と食べやすい大きさではなかったので、一貫を包丁で2個に切って出したことが、2個づつ出されるスタイルの元になったという説。

その他、

・1個では満足感に欠けるので、2個づつだすようになったとする説。
・2個食べないと味がわからないからという説。

などもあるようですが、大きな一貫寿司を食べやすいサイズに2個にわけたという説が素敵かな…。

 

お寿司の一貫はにぎり寿司2個とするお寿司屋さんも!?

繰り返しになりますが、華屋与兵衛が提案して広まったにぎり寿司一貫(1個)の重さは40gで、おにぎりの半分ほどの大きさ。

そもそも「貫」が重さを表す単位であることを重んじれば、現在のお寿司のサイズは当時の「半貫分」でしかありません。

現在のお寿司1個の重さは平均して18gほどですから、「お寿司一貫はにぎり寿司2個」とするお寿司屋さんがあるのも、理に適っていますよね。

一貫寿司の重さや大きさを重んじるように、地域やお寿司屋さんによっては1個あたりのサイズをさらに小さくして、「にぎり寿司3個を一貫」とするスタイルもあるようです。

 

お寿司の数え方は昔は「何個」が主流だった!?

お寿司の数え方としては、一貫・二貫と「貫」で数えられることが多いものの、現在でも1個・2個と数えるお寿司屋さんも少なくありません。

というのも、一般的にお寿司を「貫」で数えるようになったのは、バブル時代といわれる昭和後期の「グルメブーム」で、マスコミがこぞって使うようになってからのこと。

それまでは、お寿司の数え方は「何個」が主流だったのです。

先にも紹介しましたように、お寿司の数え方としての「貫」が国語辞典で採用されたのも、2001年発行の「三省堂国語辞典 第5版」が最初だというように、意外と歴史が浅いものだったんですね。

 

まとめ

今回は、回転寿司のノボリをみた子供から飛んできた「お寿司の一貫って、何個のこと~?」の質問を機に調べた、

・お寿司の一貫とは何個のにぎり寿司のこと?
・お寿司の数え方はなぜ一貫・二貫なの?

を中心に、探って得られた情報をシェアしてみました。

お寿司の数え方として、「一貫は1個のにぎり寿司」というのが主流となっているようですが、お寿司屋さんによっては「一貫は2個のにぎり寿司」とするように、どちらも否定されるものでないようですね。

「お寿司の一貫はにぎり寿司2個のこと」と信じてきた私も一安心(苦笑)。

それにしても、本来の一貫は3.75㎏なのに、僅か40gのお寿司を1個を一貫と呼ぼうと提案した華屋与兵衛さん…。

それはチョッと「盛りすぎ」じゃないですか?(笑)。

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