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熱いものや辛いものを食べるとなぜ鼻水が出るの?!

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担々麺

まだまだ寒い日が続くこの時期、ランチではラーメンやうどんなど「フーフー」いいながら食べる「熱いもの」がありがたいですね。

また、「辛いもの」は寒い冬もさることながら、夏バテで食欲が落ちる暑い夏にも最適。

でも、熱いものや辛いものを食べると、不思議と「鼻水」が出てきて困るんですよね。

ラーメン屋さんのテーブルにティッシュ箱が置かれているのも、熱いものや辛いものを食べると鼻水が出るというのが一般的に多いからに違いありません。

私は中華系の辛いものが好きでランチでよく食べるのですが、食べ終わるまでに鼻水をかんだティッシュでいっぱいになってしまったことがあって、「お店の人に悪いな…」という思いから、最近は鼻水はなるべくハンカチで拭うようにしています(苦笑)。

きっと皆さんも、同じように「鼻水が出る」体験アリアリじゃないですか?。

今回は、「熱いもの」や「辛いもの」を食べるとなぜ鼻水が出るのか?を中心に、熱いものや辛いものを食べても鼻水が抑えられる方法など一緒に探っていきましょう。

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なぜ熱いものや辛いものを食べると鼻水が出るの?

ところで、みなさん「鼻水」ってどんな時に出ますか?。

今回のテーマである「熱いものや辛いもの」を食べたときだけではなく、寒かったり、風邪をひいたりすると鼻水って普通に出ませんか?。

それぞれのシチュエーションでの鼻水がでる「なぜ」を知ることが、熱いものや辛いものを食べると出る鼻水のヒントになりそうです。

 

なぜ鼻水が出る?

花粉症などアレルギー症状や、風邪をひいての鼻水は分かりやすいですね。

でも、例えば冬の屋外で寒い思いをしていたり、熱いものや辛いものを食べたときなど、体調が悪いわけではないのに出る鼻水ってなんなんでしょうね?。

それはあらゆる外敵の侵入経路となっている鼻の粘膜が、カラダを守ることに必死に働いている証なんです。

ウイルスや微生物などがカラダに侵入することを防ぐために、入り口となる鼻を洗浄したり、鼻の粘膜じたいを守るために鼻水を出し守っているのです。

カラダの外敵は、ウイルスや微生物だけではありません。例えば、寒い気温であったり熱いものや、辛いものもカラダは外敵と見なすのです!。

 

熱いものを食べると出る鼻水は?

冬の寒い屋外や、熱いものを食べたときに出る鼻水、どちらにも共通するのは「寒暖の差」です。つまり、カラダの「体温調整機能」が働いて出る鼻水。

冷たい外気を一気に吸い込まないように、一旦「温める」ために鼻水を出す。

熱いものから立ち上る湯気を一気に吸い込まないように、一旦「冷やす」ために鼻水を出す。

冷たいものも熱いものも、カラダにとっては体温変動に関わる「外敵」となるもの。鼻水は、体温調整する「ラジエーター」のような働きをもしているのです。

 

辛いものを食べると出る鼻水は?

辛い食べ物に欠かせないとして、「唐辛子」に代表されるよう「香辛料」が挙げられます。

最近エスカレート気味の激辛ブームでは、世界中からハバネロなどをはじめ激辛自慢の「唐辛子系」香辛料が入ってきていて、強烈な辛さを楽しむ?こともできるのですが、それはすなわちカラダにとっては強烈な「刺激物」であるワケです。

香辛料とはその名にある通り「香る」もので、特に熱を通す調理で蒸発し、鼻の中へ吸い込まれてきます。

強い香辛料、量が多くなればなるほど、鼻の粘膜はカラダに入れてはならない「刺激物」と判断し、カラダの外へ洗い流そうと鼻水を出すのです。

「寒い寒い」とカラダを凝らせ入ったお店で、熱く辛いもの、例えば「激辛坦々麺」とか「キムチ鍋」などを食べることで「寒暖の差」を感じることに加え、香辛料の刺激でさらに鼻水が出るのもパワーアップするんでしょうね(苦笑)。

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熱いものや辛いものを食べても鼻水が出るのを抑える方法とは?

熱いもの辛いもの

熱いものや辛いものを食べると出る鼻水は、ある意味「カラダを守る」自然現象ですから、鼻水が出るのを抑える「これぞ完璧!」という方法はありません。

でも、一緒に食事をする方がいる場合には、食べながらの鼻水は非常に気になるもの。

鼻水が出るのを少しでも抑えられるのであれば、試してみてもいいのではないでしょうか。

 

料理からの湯気に鼻を近づけない!?

料理に鼻を近づけなければ「食べられないじゃん!」って感じもしますが、香辛料の香りが立ち上がる暑い湯気が鼻を直撃すると、先に紹介したように鼻の粘膜を刺激して鼻水が「大量に」出ることに。

ここは意識的な問題かもしれませんが、料理の湯気に「鼻を近づけない」、「香りをかがない」ようにしましょう。

 

急いで食べない!ゆっくり食べる!

待ちに待った空腹のランチ!。食欲にまかせて、熱いものや辛いものなど一気喰いするのは、カラダへ入る温度差や刺激を「鼻水を出して」調節することが追いつかず、「これはヤバイ!」と鼻の粘膜から、大量の鼻水が出ることに繋がります。

それこそ、テーブルは鼻をかんだティッシュで一杯になってしまいかねません。

忙しいランチタイムだと思いますが、出来ることなら温かいスープなどで胃やカラダを徐々に温めてから、辛いものを食べるようにする形がベストです。

そんな短いランチタイムで、「スープでカラダを温めてから」なんてムリムリ~という方なら、「ゆっくり食べる!」を心掛けましょう。

熱いものや辛いものを「一気喰い」するような食べ方は、「はふっはふっ!」と呼吸も荒くなりがちです。

熱い湯気や香りで「鼻を刺激しない」ためにも、1口食べたら顔を上げるくらいの余裕もランチタイムに欲しいですよね。

まとめ

「熱いもの」や「辛いもの」を食べると、鼻水が出て困ります。

ラーメン屋さんにティッシュ箱が置いてあるのは、そんなお客さんのことを考えてのモノだと思うしありがたいのですが、ティッシュで鼻をかみながら食べるというのは、特に女性では恥ずかしいかなと。

熱いものや辛いものを食べると出る鼻水は、鼻の粘膜が「カラダを守る」ために出しているものですから、カラダの自然な働きであって本来防ぎようのないものではあります。

でも、今回紹介したような「料理からの湯気に鼻を近づけない」ことや「ゆっくり食べる」ことなどを意識することで、鼻水の出る量も少しは抑えられるかもしれません。

私も早速、明日のランチで「激辛坦々麺」を注文して試してみたいと思います。

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