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おにぎりを包むのはラップとアルミホイルどちらがいい?握り方・包み方のコツは?

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おにぎり

手軽に作れて、合わせる具材の変化で様々な味わいを楽しめる「おにぎり」は、日々のランチはもちろん、遠足・お花見・ピクニックなど行楽シーンで欠かせませんよね。

鎌倉時代以降、武士の兵量として配られきた「おにぎり」は、云わば日本人のソウルフードであり、ファーストフード。

ところで、おにぎりは何で包むといい?悩むことはありませんか。

時代劇で目にするように、古くは竹の皮で包んでいたおにぎりも、今やラップアルミホイルで包むのが主流です。実際問題、おにぎりはラップとアルミホイル、どちらで包む方が美味しくなると思いますか?。

今回は、おにぎりを包むのはラップとアルミホイルどちらがいいのか?。それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、おにぎりの上手な握り方のコツまで探っていきましょう!。

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おにぎりはラップで包むといい!?

おにぎりをラップで包む場合のメリット・デメリットを具体的に見ていきましょう。

おにぎりをラップで包むメリット!

おにぎりをきれいな形に握れる

ご飯とラップが隙間なく密着するので、ラップで包む方がおにぎりをきれいな形に握ることができます。

もしも、カバンの中で潰れて(変形して)しまった場合も、食べる前に握り直して形を整えることができます。

 

おにぎりの乾燥を防ぐ

おにぎりをラップで包む最大のメリットは、おにぎりとラップが隙間なく密着することで、ご飯が乾燥することを防いでくれることにあります。

アルミホイルで包むと、どうしても少し隙間ができてしまいます。

 

おにぎりを電子レンジで温められる

温め直し・電子レンジ

冷めたおにぎりを食べる前に温め直すことが前提なら、間違いなくラップで包む方がいい。

アルミホイルを電子レンジで使用すると、火花が飛んでしまいます。アルミホイルで包んだおにぎりは、電子レンジで温め直しができないのです。

 

おにぎりをラップで包むデメリット!

おにぎりをラップで包むデメリットは、ご飯とラップが密着することで乾燥が防がれる反面、通気性の悪さから時間経過とともにべちゃっとした食感になってしまうこと。

 

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おにぎりはアルミホイルで包むといい!?

おにぎりをアルミホイルで包む場合のメリット・デメリットを具体的に見ていきましょう。

おにぎりをアルミホイルで包むメリット!

おにぎりの通気性が保たれる

おにぎりをアルミホイルで包む場合、アルミホイルを一度くしゃくしゃにしてから広げ直し、ふんわりとおにぎりを包むのがおすすめ。

アルミホイルの凸凹がおにぎりとの隙間を作り、時間が経ってもべちゃっとならず美味しさを保ってくれます。

 

包みがめくりやすい

個人的な意見かもしれませんが、しっかりラップされたおにぎりより、アルミホイルで包んだおにぎりの方が包みがめくりやすいと思いませんか?。

ラップだと、どこからめくったらいいのかわかりにくい。

年齢が高くなるほど、おにぎりはアルミホイルで包む派が増えるというデータもあるといいます。

懐かしいかな…

たしかに私が子どもだったころ、運動会や遠足で食べたおにぎりはアルミホイルで包んであるものでした。

 

海苔がくっつきにくい

おにぎりに乗りを巻く場合、アルミホイルで(一度くしゃくしゃにしてから広げ直して)包むと、適度な隙間ができるので、海苔がくっつきにくく食べやすい。

海苔を巻いたおにぎりをラップで包むと、隙間がないので海苔がラップにくっつきやすくなってしまいます。

 

おにぎりをアルミホイルで包むデメリット!

電子レンジで温められない

おにぎりをアルミホイルで包む最大のデメリットは、やはり電子レンジで温められないという点でしょう。

 

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おにぎりを包むのはラップとアルミホイルどちらがいい?

おにぎりをラップで包むといい場合とアルミホイルで包むといい場合と、それぞれのデメリットについて比較してみました。

どうでしょう、一概にどちらで包むのがいいと決められませんね。

結果的には、おにぎりを食べるシーンや、どんな食感のおにぎりを求めるかによって、ラップとアルミホイルどちらがいいのかは使い分けるのがベストのようです。

おにぎりを5時間後にアウトドアで食べるなら?

たとえば、朝握ったおにぎりを5時間後となる、遠足・お花見・ピクニックなどアウトドアシーンのランチタイムに食べるのが前提であれば、アルミホイルで包ん方が断然美味しい。

ラップとアルミホイルどちらもで包んでも、時間経過による温度変化に大きな違いがないのですが、ラップで包んだおにぎりは、ご飯がギュッと詰まって冷たく感じ、食感も硬く感じます。

対して、アルミホイルで包んだおにぎりは、空気感があってふんわりとした食感が保たれているといった感じです。

電子レンジで温め直さないアウトドアシーンであれば、おにぎりはアルミホイルで包む方が断然いいと思います。

 

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美味しいおにぎりの握り方・包み方のコツ!

今回のメインテーマ「おにぎりを包むのはラップとアルミホイルどちらがいい?」について、それぞれメリット・デメリットを交えながら紹介してきました。

続いて、美味しいおにぎりの握り方や包み方のコツを見ていきましょう。

おにぎり専門店や料亭の料理人、云わばおにぎりのプロからは「熱いうちに頑張って握る」など、根性論的なコツも多々紹介されています。尤もそれが美味しさの秘訣かもしれませんが、ここではもう少しゆるい感じでいきましょう。

普段何気なく握り包んでいるおにぎりも、コツを掴むと驚くほど美味しいおにぎりになりますよ!。

 

炊き立てのご飯は切り混ぜてから握る

ご飯を切り混ぜる

ご飯が炊けて蒸らし終えたら、炊飯器や鍋の蓋を開け、ご飯の横からしゃもじを入れて、ご飯全体をサッサッサッと手早く切るように混ぜます。

ご飯を切り混ぜてから握るのは、炊飯器のお釜やご飯の中の水蒸気を一度逃がすことで、ご飯がべちゃッとした感じになるのを防ぐため。

ご飯の粒を潰さないように、軽い力でお米とお米の間に空気を入れていく感じがコツです。

大き目のお皿やパットに移しかえて切り混ぜる方法もありますが、わざわざそこまで手間を掛けなくて大丈夫。逆に冷まし過ぎると美味しくなくなってしまいます。

 

お茶碗とラップで衛生的に握る

いくら手をきれに洗っても、人の手には常在菌という菌が少なからず存在しています。

免疫力の弱い小さなお子様や、大人でも体調が優れないときは、この常在菌が原因で食中毒に繋がるリスクは否定できません。

おにぎりは、お茶碗とラップを使って握る方が衛生的にも無難です。

 

お茶碗とラップを使って握るコツ!

お茶碗とラップを使って握るときは、お茶碗にラップを敷いた上にご飯と具をのせ、ラップで包んでから握ります。

ご飯が熱くて握れない場合のコツとしては、お茶碗の中のご飯をラップで軽く包み、ご飯がコロコロと転がるようにお茶碗を回す。

一度丸い形にする時間を経てから、手に取っておにぎりを握りはじめるというのも一手です。

 

おにぎりの丁度いい塩加減とは?

実際、昔ながらに熱々のご飯を素手で握るおにぎりでも、丁度いい塩加減は「軽く湿らした2本~3本の指の腹に塩を軽くつけたくらいの量」といわれます。

意外と少ないと思うかもしれませんが、おにぎりの隅々まで塩が入らなくても、具の塩気もあるので十分。

塩は握ったあと、全体にまぶすようにパラパラっと掛ければOK。

おにぎりが温かいうちは塩の粒感があって美味しいですし、冷めていくうちに自然とおにぎり全体に塩が馴染んでいきます。

 

空気を含ませながら三角形を作る

おにぎりラップで包んで握る

ひとえに「おにぎり」といっても、丸形や俵型など様々あるものの、食べやすいのは定番の三角形のおにぎりが一番です。

おにぎりを美味しく握るときの最大のコツは、ご飯を「握らない」こと。

「おにぎり」なのに「握らない」とは不思議に思われるでしょうが、しっかりと三角形を作ろうとギュッギュッと強く握ってしまうと、おにぎりの中の空気が抜け、練り潰されたようにご飯がもっちりした食感になってしまいます。

両手を上手く使い分けます。

たとえば、右手は角を出すために直角に曲げた形を保ち、左手は添える程度で握っていきます。

中心に向かって力を加えて握るのではなく、外側の部分を形作るように握るのがポイント。

1つの角を握ったら、次の角、次の角とご飯を手前に回して三角形に仕上げていきます。

三角形のおにぎりでは、3つの角を1回づつ3回握って完成するのが理想ですが、難しければもう一周、6回握って完成するようにしましょう。

形に拘り、何度も繰り返し握ってしまうと、ご飯が固くなってしまいます。

 

冷ましてからアルミホイルで包み直す

アルミホイルで包んだおにぎりは、空気感があってふんわりとした食感が保たれます。温め直さないアウトドアシーンであれば、おにぎりはアルミホイルで包む方が断然いいと紹介しました。

さらなるコツは、握ったおにぎりを一度ラップを剥がし、一度ご飯を冷ましてからアルミホイルで包むこと。

ポイントは、アルミホイルを一度くしゃくしゃにしてから広げ直して包むことでしたね。

 

ラップで包み直すならそのままの方がいい

衛生的に、おにぎりは「お茶碗とラップ」で握るといいと紹介しました。

おにぎりを包むのに、握る際に使ったラップを剥がして新しいラップで包む方もいらっしゃるようですが、おにぎりとラップがぴったりと密着している状態そのままの方がいい。

お茶碗とラップで握ったおにぎりも、本当は一度くしゃくしゃにして広げたアルミホイルで包み直すことで、通気性が保たれて時間が経ってもご飯がべちゃっとならずに美味しい。

しかし、新たにラップで包み直すくらいなら、握ったときのおにぎりとラップが密着しているその状態のままにしておく方がいいですね。

衛生面からも握ったときのラップそのまま、包んでおく方がベターです。

 

まとめ

今回は「おにぎりを包むのはラップとアルミホイルどちらがいい?」をメインテーマに探ってきましたが、それぞれのメリット・デメリットを知ると、一概にどちらで包むといいとは決められません。

結果的には、おにぎりを食べるシーンや、どんな食感のおにぎりを求めるかによって、ラップとアルミホイルどちらがいいかは「使い分ける」のがベストのようです。

たとえば、朝握ったおにぎりを5時間後となる、遠足・お花見・ピクニックなどアウトドアシーンのランチタイムに食べるのが前提であれば、アルミホイルで包ん方が断然美味しい。

逆に、ランチタイムに電子レンジで温められる状況なら、ラップで包む方がベターなのでしょう。

ラップとアルミホイル、それぞれのメリット・デメリットを知ることで、シーンに応じて上手に使い分けるのが一番のようです。

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