だんだんと暖かな日が続くようになりましたね。
この春は、ご家族で「潮干狩り」を楽しんでみたいな~という方も多いのではないでしょうか。
いざ潮干狩りがはじまれば「子供に負けてられないぞ!」と、夢中になってしまう自分を想像してしまいますね。
家族一丸となって「貝をたくさん採る」光景…、考えただけでなんとも楽しそうです!。
それでも、ご家族・子供連れで行く初めての潮干狩りとなれば、注意点は?、時期や時間帯は?、持ち物・道具は?、服装は?と、気になることが色々でてくることでしょう。
でも、大丈夫!。
このあと紹介する「潮干狩りの持ち物・服装・時間帯の注意点」を参考にお出掛けすれば、思い切り潮干狩りを満喫してもらえると思います。
道具も、「100均」で揃えられるモノが多いですよ。
潮干狩りの注意点、時期や時間帯、持ち物・道具、服装と、下の「目次」は、チェックリストにもなりますよ!。
さらに、潮干狩りで貝がたくさん採れたら、別記事 >潮干狩りで採れた貝の持ち帰り方!持ち帰った後の砂抜きや保存方法は?<を参考に、ぜひ新鮮な貝を堪能して下さればと思います。
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潮干狩りの時期や時間帯!注意点は?
潮干狩りって、本当は一年中できるんですよ!。
ただし、やる気になればのお話ですが(苦笑)。
ご家族・子供連れでの潮干狩りとなれば、まずは時期や時間帯が基本的な注意点になりそうですね。
俳句の世界では「春の季語」であるように、潮干狩りは3月のお彼岸頃から5月上旬のゴールデンウィークあたりが一番いい時期です。
この頃になると毎週末、テレビのニュース番組では、各地の潮干狩りの様子が紹介されるようになりますね。
なぜ潮干狩りの時期は春?ゴールデンウィーク?
潮干狩りで採れる貝の中心「アサリ」は、海の砂の中に一年中生息しています。
つまり、干潮(かんちょう)であれば、いつでも貝を採ることができるのです。
干潮とは?
潮が引いて、海水面が低く下がりきった状態。また、その時。一日のうち、ふつう二回出現し、低いほうの干潮を低低潮、高いほうの干潮を高低潮という。引き潮。低潮。 ⇔ 満潮
引用:大辞林 第三版|かんちょう【干潮】
では、なぜ潮干狩りは、春やゴールデンウィークの時期に賑わうのでしょう?。
それは、春からゴールデンウィークの時期の干潮、つまり大きく潮が引くタイミングが日中となるので、ご家族・子供連れのレジャーに最適な環境となることにあります。
これが冬になると、干潮は夜中ですし、なにより寒い。ご家族のレジャーで潮干狩りとは到底なりえません。
潮干狩りに最適な時間帯は?
潮干狩りは、干潮となる引き潮に合わせて段々と砂浜を海へ海へと向かいながら貝を探して、満ち潮に合わせて陸へ陸へと戻ってくる感じで移動します。
ここで注意点となるのは、潮干狩りに行く地域・スポットによって「潮の満ち引きの時間帯」が異なるということ。
潮干狩りで一番よく貝が採れる時間帯は、干潮の時間の前後2時間ほど。
つまり、お目当ての潮干狩りスポットの干潮の時間をあらかじめ調べておいて、逆算して出発時間を決めるのがベストです。
潮干狩りスポットがある市町村や漁業協同組合のHPを参考にするといいですね。
全国的にも人気の富津海岸で潮干狩りを例にすると、>富津漁業協同組合のHP<では、潮見表・料金表・アクセスなど詳しく紹介されています。
潮干狩りスポットとなる他の漁業協同組合からも、同様の紹介がされています。
一番は、電話で「○月○日に潮干狩りに行きたいのですが…」とおすすめの時間帯を聞いてしまうことです。
貝は春が一番美味しいから!?
アサリなど貝の産卵期は春。
春は産卵を前に貝がもっとも太る時期であり、潮干狩りで一番美味しい貝が採れる時期が春なのです。
注意点としては、ゴールデンウィークを過ぎて海水温が高くなる夏になると、毒性をもったプランクトンが発生しはじめることから、それを餌に食べた貝が毒をもつようになり、食中毒を起こすリスクがあるということ。
初めての潮干狩りなら有料スポットがおすすめ!
潮干狩りの時期は春がベストとはいえ、無料の潮干狩りスポットだと時期早々に貝が採りつくされてしまい、いざ行ってみたら「ぜんぜん貝が採れなかった(涙)」なんてこともありえます。
ご家族・子供連れのレジャーで潮干狩りを楽しむなら、「有料スポット」がおすすめです!。
春~初夏の潮干狩りのハイシーズン、有料スポットなら貝をバラ撒いてくれるので、「採る楽しみ」を満喫できます。
駐車場も整備され、休憩室や食事処などの施設が行き届いていることが多いので、子供連れでも安心ですね。
有料スポットの入場料は、およそ大人2000円・子供1000円ほどですが、採れた貝(1~2㎏)の料金も含まれているケースが多いようです。
あとは腕次第といったところですが、1人2㎏までとなれば十分な量だと思いますよ。
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潮干狩りの持ち物!注意点は?
もしやパパもママも、「潮干狩りは子供の頃以来!」という方が多いのではありませんか?。
普段はスーパーや魚屋さんで買っているアサリなどの貝を、自分たちで探して採る潮干狩り、きっと子供たちには貴重な体験となるはずです。
ここでは、潮干狩りに持っていきたい持ち物や注意点を紹介していきたいと思います。
あらたに揃えなければならないモノも、意外と「100均」でOKなモノが多いので助かります。
まずは、潮干狩りで絶対に必要になる持ち物、これがなければ潮干狩りにならないという道具から見ていきましょう!。
潮干狩りの持ち物・道具のチェックリスト
□ 熊手
□ 軍手
□ バケツ
□ ザル
□ 網
□ クーラーボックス
□ ペットボトル
□ 日焼け止め、帽子
□ タオル
□ ビニール袋
□ 着替え
熊手
砂を掘りながら貝を探すときに、絶対的に使う道具が「熊手」。
いざ潮干狩りをはじめると、必ず奪い合いになるので「1人1本」用意しましょう。
公園の砂場遊びに使うようなプラスチック製の熊手は、小さなお子様用。
濡れた砂って意外と重いので、プラスチック製の熊手だと折れてしまうかもしまいません。
金属製の歯が5本付いてる「忍者熊手」がおすすめです。
ホームセンターや釣具屋さんで扱っていますが、100均でも揃えられますよ!。
ガンガン貝を採れるのは、ホントは熊手の後ろにカゴ状のモノが付いた「ジョレン」がいいのですが、貝を採りすぎないように規制・禁止しているスポットがほとんどです。
有料スポットの場合はとくに注意点になります。
軍手
潮干狩りに軍手なんて「まどろっこしい…」と思うかもしれませんが、海の砂の中って、お目当ての貝だけでなくガラスの破片など切れるモノがけっこう多いんです。
素手で夢中に掘っていると、砂のジャリジャリで爪がボロボロになったり、割れていることに気づきます。
まわりのグループに惑わされず、軍手をして手や爪を守りましょう!。
ザル・網
潮干狩りでは、採った貝を入れながら移動するのは、バケツより砂が抜けるザルや網の方がおすすめ。
採った貝はまずザルや網に入れ、最後にまとめて持ち運ぶときにバケツに入れる形がいいかもしれません。
ザルはもちろん、網も100均で「多目的回収ネット袋」として揃います!。
採った貝を持ち帰る時にも、ザルで嵩上げすると吐いた砂が下に落ち、貝がまた吸い込んでしまうことを防いでくれます。
バケツ
バケツは、熊手やザル・網など道具を入れて持ち歩くのに便利です。
最後は、採った貝を集めて入れて持ち歩きます。
普通のバケツでもOKですが、近隣の潮干狩りスポットなら蓋つきで色が濃いバケツにすることで貝の持ち帰りにも使えます。
クーラーボックス
潮干狩りへ向かうときには、飲み物や昼食、おやつを保冷することに使います。
もちろん、帰りは採れた貝を持ち帰ることに使います。
貝は、冷暗所を好みます。
先のバケツのところで、蓋つきで色が濃いものをおすすめしたのも冷暗所を作るため。
蓋つきのバケツでもいいのですが、温度が高くなると貝は弱って死んでしまい、持ち帰っても食べられなくなってしまうこともあります。
潮干狩りで採れた貝を新鮮に持ち帰るためには、クーラーボックスは必需品となるでしょう。
ペットボトル
2リットルサイズのペットボトルに自宅の水道水を入れ、何本か持っていきましょう。
潮干狩りのあとに、手足を洗う水に使うことができます。
しかし、ペットボトルを持ち物に加えるホントの目的は、採れた貝を持ち帰ったあとの「砂抜き」に使うためです。
貝の砂抜きには、住んでいたところの海水を使うとよく砂を吐いていいとされています。
潮干狩りスポットによっては、貝を持ち帰った後の砂抜き用に「海水がでる蛇口」が用意されていることもあります。
砂抜き方法は、>潮干狩りで採れた貝の持ち帰り方!持ち帰った後の砂抜きや保存方法は?<
日焼け止め・帽子
潮干狩りの砂浜には、日差しをさえぎるモノがありません。
紫外線は真夏よりも、ゴールデンウィーク頃の方が強いとされていることも注意点ですね。
帰ったら顔や手が真っ赤に日焼けしてるなんてことを防ぐためにも、バッチリと日焼け対策をしましょう!。
帽子を被り、露出する肌には日焼け止めを塗るなど万全に。
タオル
潮干狩りに夢中になれば、尻餅の1つや2つ当たり前。
お子さんたちは、きっと海水浴ばりに水遊びをしはじめますよ(笑)。
タオル類は、どれだけ多めに持って行って間違いはありません。
潮干狩り中は、首に巻くことで日焼け防止にも役立ちます。
ビニール袋
潮干狩りの帰り道は、衣類や道具など砂で汚れたモノばかり。
そんな時、やや大きめのビニール袋が重宝します。
現地で、ザッと水洗いすることもあるでしょう。
お尻が濡れたままでも、ビニール袋を車のシートに敷いておけば大丈夫です!。
着替え
潮干狩りには、必ず着替えを用意しましょう!。
尻餅、悪ふざけ(楽しいのだろうけど…)で必ずといっていいほど、そのままの服装で帰れないと思って間違いありません。
とくに、お子さんの着替えは多めに持っていくと安心です。
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潮干狩りの服装!注意点は?
持ち物・道具はOK!となれば、次は潮干狩りの服装ですね。
「海だし、Tシャツ&短パンで大丈夫でしょ?」
いえいえ、ワイルド系男子ならそれもアリかもしれませんが、先の「持ち物」でも紹介したように、潮干狩りは日焼けやケガも注意点。
海辺のレジャーで意外だとは思いますが、潮干狩りでは「長袖・長ズボン」の服装が一番です。
私が子供時代には、「半袖・半ズボン」でバッチリ日焼けしていたでしょうけどね(苦笑)。
長袖のシャツ
長袖のシャツで「フード付き」なら、首筋の日焼け防止にも最高ですね!。
最近、プールや海水浴で着ている方が多い「ラッシュガード」もおすすめです。
濡れても重くならないので動きやすいですし、砂がついても水でササッとすぐに落ちてくれます。
長ズボン
日焼け対策を考えるなら、出来れば長ズボンがベストです。最低でも膝丈ほどのハーフパンツでしょうか。
ジャージなど軽い素材なら、水の深さ加減で巻くって対応できますし、濡れても早く乾いてくれます。
おすすめは、スポーツシーンで履いている方も多いポリエステル素材のスポーツタイツやスパッツ。
本格的なアスリート向けのモノでなくて全然OK!。
スポーツ店などでも、安価なタイプのモノを取り揃えられています。
マリンシューズ
持ち物の「軍手」のところでも紹介したように、海の砂の中には貝殻やガラスなど切れるモノが多いので、素足は危険です。
ビーチサンダルは脱げやすいし、砂をかんで靴ズレのように皮が剥けたりします。
長靴や濡れてもいい運動靴を履くのもいいですが、おすすめは「マリンシューズ」。
マリンシューズなら、濡れてもそのまま履いて帰ってしまうのもありかもしれません。行きも帰りも1つのマリンシューズなら、荷物も減らせますしね。
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潮干狩りにあると便利な持ち物!
最後は、「あって良かった」便利な持ち物。
「あぁ、たしかに…」と思えるモノばかりですよ。
救急セット
潮干狩りは、貝や砂の中のガラス片などで手を切ったり、岩場で転んで擦りむいたりと小さなケガもつきもの。
絆創膏や消毒液、ガーゼくらいはあると、もしもの時に便利です。
レジャーシート・折りたたみ椅子
本気で潮干狩りを楽しむなら、干潮の前後2時間ほどにもなる長丁場。途中、休憩も必要です。
レジャーシートや折りたたみ椅子があれば、腰を落として休むことができます。
レジャーシートにパラソルを広げ、折りたたみ椅子を並べれば、潮干狩りの「基地」の出来上がりですね(笑)。
まとめ
今回は「潮干狩りの注意点」として、潮干狩りの時期や時間帯、持ち物、服装、あると便利な物と順をおって見てきました。
ご家族・子供連れでの初めての潮干狩りでも、今回の記事をチェックリストに準備すれば、困ることなく潮干狩りを楽しめるはずです。
道具も、100均でも揃えられそうです。
潮干狩りの楽しみを(食べることも)味わうと、また来年もいきたいと思うことでしょう。
一度経験することで、もっといい持ち物や服装のアイデアが沸いてくるかもしれません。
潮干狩りは、子供も大人も楽しめる春~初夏の一大イベント。童心にかえって、存分にお楽しみください!。
潮干狩りで貝がたくさん採れたら、別記事 >潮干狩りで採れた貝の持ち帰り方!持ち帰った後の砂抜きや保存方法は?<を参考に。
夜には、アサリ料理とビールというご褒美が待っていますよ~(笑)。
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