美味しいモノが目の前に並ぶと箸がとまらなくなるし、食べ放題のお店では「元をとるぞ!」とばかりについつい食べ過ぎてしまいます。
さらに毎回後悔するのが、「唐揚げメガ盛り完食で半額!」なんてメニューをみるとチャレンジ精神に火がついて、結果お腹が苦しくて動けなくなってしまいます。
食いしん坊の性でしょうか?(苦笑)。
不思議と食べてるときって「美味しい美味しい」と食べれちゃうのに、食べ終わったとたんに「食べ過ぎてお腹が苦しい!」ってなっちゃうんですよね。
きっと、みなさんも同じ経験「あるある」じゃないですか?。
もしかして、今まさに「食べ過ぎてお腹が苦しい」状況だったりするのでは?
食べ過ぎてお腹が苦しいときの対処方法が知りたいですか?。
今回は、飲み物や食べ物、体勢など食べ過ぎたときに消化を助ける効果的な対処方法を紹介してみたいと思います。今できそうな対処方法があれば、ぜひ試してみてください。
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食べ過ぎてお腹が苦しいときに消化を助ける飲み物は?
コーヒーが消化を助ける!
食後にはスイーツなどと一緒に、「コーヒー」を飲むことが多いですよね。
コーヒーには、カフェインやクロロゲン酸と呼ばれる「消化を助ける」作用をもつ成分が含まれています。
また「コーヒーを飲むとトイレが近くなる」ことを感じられるかと思います。これもコーヒーに含まれるカフェインの利尿作用によるものです。
フルーツジュースが消化を助ける!
りんごやパイナップルなどの身近なフルーツにも、消化を助ける働きが期待できます。
生のフルーツを摩り下ろしたり、ミキサーに掛けて飲めれば最高ですが、コンビニやスーパーでパック売りされているジュースでOKです。
できれば「果汁100%」のフルーツジュースがいいですね。
食べ過ぎてお腹が苦しいときに消化を助ける体勢は?
食べ過ぎてお腹が苦しいときには、「横になって」休むことでカラダも楽になるし、消化も助けてくれます。
ここで気をつけたいのが、「お腹の右側を下に向けて」横になるということです。
健康診断で撮った「胃のレントゲン」を頭に浮かべられますか?。
胃は形は、釣り針みたいな形、ひらがなの「し」を左右反対にした感じです。
胃の入り口となる「噴門部」はお腹の右上側、胃の出口「幽門部」もお腹の右下側へ向いていて十二指腸へと繋がっていきます。
これが、食べ過ぎてお腹が苦しいときに「お腹の右側を下に向けて」横になることが消化を助けてくれると言われる由縁です。
お腹の右側を下に向けることで、胃で消化されたモノがスムーズに十二指腸へと進めることができるからです。
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食べ過ぎて吐き気があるときの体勢は?
食べ過ぎてお腹が苦しいだけなら、お腹の右側を下に向けて横になることで消化を助けてくれることに繋がります。
しかし、食べ過ぎて吐き気がある場合の体勢は、逆の「お腹の左側を下に向けて」横になるのがいいです。
消化を助けることより、「逆流を防止する」ことを優先する体勢です。
お腹の右側を下に向けて横になると胃の入り口「噴門部」も下を向いてしまうので、食べたモノが食道側へ逆流しやすくなってしまうのです。
食べ過ぎてお腹が苦しいときの体勢
・ただお腹が苦しいときは「お腹の右側を下に向けて」横になる。
・吐き気があるときは「お腹の左側を下に向けて」横になる。
右が下・左が下の違いですが、胃の形を考えると大違いなのです。
レントゲンに映る胃の形をイメージすると、右・左どちらを下にしたらいいのかイメージしやすいですよ。これは、覚えておいた方がいいと思います。
食べ過ぎてお腹が苦しいときには軽い運動を?!
たしかに、カラダを軽く動かすことも消化を助けることに効果的です。
しかし、食べてすぐの運動は禁物!。これまでの経験からも、食べてすぐに運動すると「横っ腹」が痛くなったりしませんか?。
あの痛みって、「ちょっと待ってよ!いま消化中なんですけど~!」というカラダの消化器管からの悲鳴なのです。
食べてから運動するまでの時間
強い運動:食後約2時間後~
軽い運動:食後約30分後~
食べ過ぎてお腹が苦しいときには、せめて食後30分くらいは横になってカラダを休め、軽い運動で消化を助けてあげるといいようですね。
まとめ
食べ放題やコスパのいい大盛りメニューなど、ついつい食べ過ぎてしまう誘惑がたくさん!。
「美味しい!」と食べる幸せの後に襲ってくる「食べ過ぎてお腹が苦しい」ときに、飲み物や体勢で消化を助ける対処方法を紹介してきました。
興味深いのは、食べ過ぎてお腹が苦しいときの体勢。
同じ横になるにしても、単に「お腹が苦しいとき」と「吐き気があるとき」とでは、お腹の左右どちらを下に向けた方がいいのかが違うことでした。
食べ過ぎでお腹が苦しいときの対処方法として、いかに消化を助けるかを中心に紹介てみました。
これで、少しでもお腹の苦しみが和らげばいいのですが、もの言わぬ胃腸はかなりお疲れなハズです。しばらく食べ過ぎは控えてあげましょう。
胃腸をいたわる気持ちも、いつも「美味しいモノをたくさん食べられる幸せ」にとても大事なことだと思います。
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