秋から寒い冬の食べものとして、家庭で食べるおでんも人気ですよね。
具材とスープさえ準備できればOKで気軽に出来る料理ですし、美味しいおでん鍋を囲みながら家族の会話も楽しくなりそうです。パパのお酒のアテにピッタリですしね。
暑い夏が過ぎた頃から、早々とコンビニでもおでんがレジ近くに並ぶようになります。おでんは、冷やして食べても美味しいので好きなんですけどね。
スーパーなどでおでんの具材になりそうなものを色々買ってきて、鍋に入れたおでんのスープで煮込めば出来上がりではありますが、家庭でより美味しいおでんを作るなら、鍋のなかの具材の並べ方がポイントになります。
具材の性質を大きく2種類に分けて上手くバランスをとりながら並べていくと、より美味しいおでんが出来るんですよ。
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おでんの具材は大きく分けて出汁を出すものと吸うものに分かれる!
おでんの具材は、出汁を出す具材と出汁を吸う具材ものの大きく2種類に分けられます。
出汁を吸う具材の代表としては、大根を筆頭に、こんにゃく、たまご、関西ではあまり馴染みがない「ちくわぶ」などが挙げられます。
逆に出汁を出す具材としては、昆布やちくわ、薩摩揚げなどが挙げられますが、最近人気の具材のソーセージも、肉の出汁が出てけっこう美味いですよね。
これら、出汁を出す具材、出汁を吸う具材を隣り合わせになるように鍋に並べることが、美味しいおでん作りのコツです。
おでんが美味しくなる具材の並べ方
隣り合わせると美味しくなる具材の組み合わせ
コンビニでおでん鍋を見てみると、出汁を出す具材、出汁を吸う具合がバランスよく並べられているのが分かります。
コンビニチェーンからのマニュアルに従ったものだと思うので、家庭でおでんを美味しく作る際の参考にしたいところです。
- たまごと大根
- こんにゃくと練り物
これは「出汁を出す具材、出汁を吸う具材」の話からはやや離れる考え方ですが、これも実はおでんでは王道とも呼べる並べ方。
たまごと大根を隣り合わせにすることで、煮込むと固くなりがちなたまごも、ほどよく柔らかくなってくれます。
こんにゃくと練り物を隣り合わせにすると、練り物それぞれのフワッやプリッとした食感を保ってくれる効果があります。
おでん鍋で隣り合わせると良くない具材の組み合わせ
家庭で作るおでんも、鍋に出汁を出す具材と出汁を吸う具材を隣り合わせになるように並べることでより美味しく作れますが、どうしてもそうならないこともあるでしょう。
そんな時に注目したいのが、隣り合わせにするのが良くない組み合わせ。
鍋に隣り合わせて並べると良くないとされるのが、「餅巾着とこんにゃく」。
それぞれ、出汁を吸うことで美味しくなる具材なので相乗効果がないだけでなく、こんにゃくに含まれる石灰成分が餅巾着の餅を固くしてしまうのです。
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家庭で作る美味しいおでんは具材を入れる順番も大切!
練り物を鍋に並べるのはなるべく後に
練り物は出汁を出してくれるので、おでん全体を美味しくしてくれる具材なのですが、出汁が出やすいという特色ゆえに、あまり長く煮込んでしまうと旨みがどんどん出ていってしまうので、練り物本来の美味しさが半減してしまいかねません。
出汁を吸う具材に出汁を染み込まれるのも大切ですが、なるべく後の方に並べていくのがおすすめです。
はんぺんはおでん鍋が出来上がった頃に並べるのが丁度いい!?
経験されている方も多いかと思いますが、鍋に蓋をして煮込む前にはんぺんを入れてしまうと、蓋を開けた瞬間はんぺんが何倍もの大きさにふくれ上がってしまって驚いてしまいます。
一旦煮込み終わって「さあ食べよう!」と思うくらいのタイミングで、はんぺんは2皿め用・3皿め用くらいの気持ちで鍋に並べていくのがベストのようです。
まとめ
今はコンビニでも手軽におでんが楽しめる時代ではありますが、家庭で作るおでん鍋を、思い切りお腹いっぱいになるまで食べるというのも、家族で会話を楽しみながら楽しい時間となるのではないでしょうか。
おでんはパパはお酒のアテにもピッタリですし、具材に拘らなければ食べ盛りのお子様がモリモリ食べても、割りとリーズナブルに楽しめるものですよね。
今回紹介したような具材の並べ方をちょっと工夫することで、いつものおでんがグッと美味しくなると思います。
家庭でおでんを美味しく作り方、出汁を出す具材と出汁を吸う具材の並べ方など、是非試してみて下さい。
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