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土鍋の使い始めは目止めが必要?!土鍋の目止めとは?やり方は?

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土鍋

日増しに寒さが厳しくなってきた今日この頃、「鍋料理」が恋しくなる時期ですね。

鶏の水炊きや鱈ちり、湯豆腐、寄せ鍋やちゃんこ鍋など、家族で鍋料理を囲めば身も心も温まりますものね。

新婚さんや一人暮らしを始めたばかりの方にとって、あらゆる鍋料理で大活躍してくれる「土鍋」は、是非とも購入したい寒い季節の必須アイテム。

家族で囲む大きな土鍋から、お一人様用の小ぶりの土鍋、古風な土鍋からお洒落なデザインまで色々です。

贈り物で、土鍋を頂くこともあるでしょう。

そんな、ずっと長く使いたいと思える土鍋に出会ったなら、土鍋の使い始めには「目止め」が必要です。

「今夜はお鍋よ~♪」

とばかりに、新しい土鍋はいきなり使っては駄目なんです!。

今回は、なぜ土鍋の使い始めに目止めが必要なのか、さらに土鍋の目止めのやり方について詳しく紹介したいと思います。

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土鍋の使い始めになぜ「目止め」が必要なのか?

昔から、新しい土鍋の使い始めには「目止め」が必要というのは、日本の食文化の中で半ば常識的なことでしたが、時代とともに薄れてしまったのかもしれません。

新しい土鍋をはじめ、土物(つちもの)の器には素材に「目(め)」と呼ばれる小さな穴が無数に開いています。

「目止め」とは、この小さな目(め)を塞ぐ、いわばコーティング処理のことをいいます。

この土鍋に開く目(め)を塞ぐ「目止め)をしないで使い始めると、

・水漏れする
・亀裂が入ったり割れやすくなる
・煮汁が染み込み見た目が悪くなる
・匂いがつく

など、さまざまなトラブルの原因となるんですね。
お気に入りの土鍋を長く丈夫に使うためには、使い始めの目止め処理が肝心なのです。

たしかに、新しい土鍋がすぐに使えないのはチョッと面倒と思うかもしれません。

目止めのやり方はいくつかありますが、どれもいたって簡単です。

まずは、目止めに必要なモノから掴んでおきましょうか。

 

土鍋の目止めに必要なモノ!

先に紹介したように、土鍋の使い始めの目止めとは、土物(つちもの)の器の素材に無数に開く、目(め)と呼ばれる小さな穴を塞ぐコーティング処理のことでしたね。

これから鍋料理などで活躍してもらう土鍋ですから、目止めに必要なモノの条件は「におい」が付かず、尚且つ「糊」のようにしっかりと付いてくれる成分を含むモノ。

目止めに必要な、糊のような役目を果たす成分は「でんぷん」

なかでも、昔から障子やふすま貼りに使われているように、お米由来のでんぷんで作られた糊には強い接着力があります。

しかし、使い始めの土鍋の目止めに必要なモノは、この「でんぷん」が含まれているものなら何でも大丈夫!。

身近で、目止めに使える代表的なモノとしては、

・おかゆ
・片栗粉
・小麦粉
・お米の研ぎ汁

今回はこれら4つの方法を例に、「目止めのやり方」を具体的にみていきましょう。

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土鍋の目止めのやり方!

土鍋の使い始めになぜ目止めが必要なのか、目止めに必要なモノ(成分)などがわかったところで、いよいよ「目止めのやり方」へと進んでいきましょう!。

今回は、先に紹介した4つの方法(材料)を紹介していきたいと思います。

 

目止めを始める前の準備!

いざ、新しい土鍋を開封したら、目止めを始める前に表から裏までぐるっと、「ヒビ」や「傷」などの有無を確認しましょう。

使い始める前からヒビや傷がある場合は、当然のように「水漏れ」の原因になり、火にかけた時に熱膨張で割れてしまうなど、思わぬ不具合につながりますからね。

というか、クレーム対象ですよ!(苦笑)。

目止めを始める前の準備としては、一旦命を吹き込むように水で鍋の表と裏を優しく洗い、よく乾燥させます。

濡れたまま目止めを始めると、ひび割れの原因になりかねません。

水気をよく拭き取ったあと、土鍋のザラザラした底を上に向けてしっかり干すのがポイントです。

 

土鍋の目止めのやり方➀:おかゆを炊く方法

おかゆを炊く

土鍋の使い始めに必要な目止めで、もっとも基本的なやり方は「おかゆを炊く」方法です。

目止めのやり方で、どの方法も共通する「注意すべきポイント」は、何といっても「火加減」です。

土鍋は急激な温度変化に弱いので、ひび割れが心配です。必ず弱火からじっくり炊いていきましょう。

また、お米からではなく「ごはんから」おかゆを炊く方が、より短時間で目止めできるおすすめの方法です。

➀土鍋の8分目まで水を入れ、お茶碗1杯分ほどの「ごはん」を入れます。

➁蓋をせずに弱火に掛けます。吹きこぼれないように気をつけながら、じっくり加熱していきましょう。
(20~30分)

➂おかゆが炊き上がったら、2~3時間放置します。
(土鍋が自然に冷めるのを待ちます)

➃おかゆを取出した土鍋を水洗いし、十分に乾燥させます。

ちなみに、目止めのために炊いたおかゆは食べられますからね!。

梅を乗せたり塩を振りかけるだけでも美味しく食べられますし、火を消す前に溶き卵を入れてかき混ぜたおかゆは、風邪をひいたときにもピッタリです。

 

土鍋の目止めのやり方➁:片栗粉や小麦粉を使う方法

土鍋の目止めのやり方では、「おかゆを炊く」方法が主流ではありますが、要は「でんぷん」が含まれていれば何でも大丈夫なわけです。

身近な材料、片栗粉小麦粉も然りです。

片栗粉や小麦粉を使った目止めのやり方は、

➀土鍋の8分目まで水を入れ、片栗粉や小麦粉を大さじ2杯入れます。

➁蓋をせずに弱火に掛けます。吹きこぼれないように気をつけながら、じっくり加熱し沸騰させます。

➂火を止め、2~3時間放置します。
(土鍋が自然に冷めるのを待ちます)

➃中身を取出した土鍋を水洗いして、十分に乾燥させます。

先のおかゆを炊く目止めと使うモノが違うだけで、やり方は同じですね。

そう、土鍋の使い始めの目止めに必要なモノは、目(め)を塞ぐ成分「でんぷん」です。

新しい土鍋を目止めするとき、「残りご飯」が炊飯器や冷蔵庫にあれば「ごはん」でおかゆを炊けばいいし、なければ片栗粉や小麦粉を使う目止めの方法がいいかもしれませんね。

 

土鍋の目止めのやり方➂:お米の研ぎ汁を使う方法

➀土鍋の8分目まで「お米の研ぎ汁」を入れます。

➁蓋をせずに弱火に掛けます。吹きこぼれないように気をつけながら、じっくり加熱し沸騰させます。

➂火を止め、2~3時間放置します。
(土鍋が自然に冷めるのを待ちます)

➃中身を取出した土鍋を水洗いし、十分に乾燥させる。

お米の研ぎ汁を使う方法も使うモノが違うだけで、やり方はほとんど一緒。

ただし、お米の研ぎ汁は「おかゆ」や「片栗粉」などと比べると「でんぷん」の濃度が低いので、目止めの効果としては低くなるのは否めません。

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土鍋を長持ちさせるコツ!

土鍋の使い始めに目止めをすることで、水漏れや亀裂、割れやすくなることを防ぐことができます。

さらに定期的に目止めを行うことが、土鍋を長持ちさせるコツにもなります。

土鍋の素材「土」の部分と釉薬(うわぐすり)の熱による膨張率・収縮率に差から、土鍋の表面には「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる蜘蛛の巣状のひびが生じます。

土鍋に生じる「貫入=ひび」は、見た目に土鍋の風格となり得ますが、そこから水漏れに進む可能性も出てきます。

定期的に、意識的に目止めを重ねることは、土鍋を長持ちさせることに繋がります。

そこで活躍してくれそうなのが「お米の研ぎ汁」

お米の研ぎ汁って、それこそ毎日出ますものね?。定期的というか、時折お米の研ぎ汁を土鍋の8分目まで入れて、弱火でじっくり加熱し沸騰させればいいのですから。

 

急激な温度変化を避ける!

土鍋は使われる中で、どうしても熱せられれば膨張し、冷えれば収縮することは避けられません。

温度変化が急であるほど、「貫入(かんにゅう)」と呼ばれるひび割れが生じやすくなります。

そう、土鍋にも「ウォーミングアップ」が必要なんです。

鍋料理を楽しむときも、弱火からじっくり熱することを意識しましょう。

食べ終わった後も、粗熱が冷めてから水洗いするといいですね。

 

土鍋を洗うときは柔らかいスポンジで!

土鍋には焼く前に、液体が染み込むことを防ぎ表面に光沢を出すための「釉薬」が塗られています。

さらに、でんぷんのチカラを使った目止めの効果が加わります。

これらを削り取ってしまうような、研磨剤が含まれる「クレンザー」のような洗剤で洗うことは避けましょう。

土鍋を洗うときは、土鍋が完全に冷えるのを待って、柔らかいスポンジで水洗いするようにします。

 

土鍋は完全に乾いてからしまう!

「目止めを始める準備」のところで紹介したように、土鍋を洗ったあとは水気をよく拭き取り、土鍋の底を上に向けてしっかり干します。

土鍋の底面は釉薬が塗られず「ザラザラ」とした素焼きの状態なので、水洗いで吸水・吸湿してしまいます。

土鍋が湿った状態は、カビや匂いうつりが心配。

恐らく、使い終わった土鍋は購入時のにしまわれると思いますが、完全に乾いてからしまうようにしましょう!。

 

まとめ

今回は、土鍋の使い始めになぜ「目止め」が必要なのか?、土鍋の目止めに必要なモノや目止めのやり方について紹介しました。

新婚さんや一人暮らしの方にとって、鍋料理を楽しむために買ってきた土鍋が「すぐに使えない」のは面倒かもしれませんが、これから土鍋を長く使うためには、使い始めの「目止め」はやはり必要な一手間です。

土鍋の目止めのやり方をいくつか紹介しましたが、共通するのは土鍋の目(め)を塞ぐ役割の「でんぷん」が含まれるモノなら何でも大丈夫ということです。

少しのコツはありますが、正しいお手入れをすれば土鍋は長持ちします。

寒い季節、どうぞ家族でいろいろな鍋料理を囲み楽しんでくださいね。

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