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エビフライのしっぽは食べる?食べない?エビのしっぽの栄養は?

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エビフライのしっぽ

エビフライやエビ天ぷらなど、今も昔も揚げ物では王様的存在といえる「エビ」。

あの衣のサクサク感と、プリっぷりの海老の歯ごたえ、王道のタルタルソースはもちろん、エビフライは何をかけて食べても美味しいですよね!。

わたしは、タルタルソース&ソースの合わせ技が一番好きだったりします。

ところで、みなさんは「エビフライのしっぽ」って食べますか?。

ちなみに、わたしは断然「食べる派」です。エビフライのしっぽを残さず食べるのが大好きなんです。

うちのパパさんも交際当時は「エビフライのしっぽ食べるの?」と否定的な感じでしたけど、今ではすっかり食べる派に。

ただ一般的には、エビフライのしっぽは食べない、しっぽは残すという人の方が多いような感じがします。

今回は「エビフライのしっぽは食べる?食べない?」をメインテーマに、エビフライのしっぽを食べる派が増えて欲しいという思いから、エビフライのしっぽの栄養なども含め広く紹介していきたいと思います!。

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エビフライのしっぽは食べる?食べない?

とはいえ、わたし自身もエビフライのしっぽを食べるようになったのは数年前から。

エビフライのしっぽを食べることが、食事のマナーとして如何なものか?と思っていたこともあります。

一般的な意見はどうなのかと思って調べてみると、TV朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でアンケートがなされていました。

・エビフライのしっぽを食べる :67.1%
・エビフライのしっぱは食べない:32.9%

 

結果、約7割の方はエビフライのしっぽを食べているようです。

これまで会社の食堂でエビフライ定食を食べるときも、しっぽまで食べるのを正直ちょっと躊躇していたのですが、これからも安心して食べられそうです。

 

エビフライのしっぽを食べるのはマナー的にどうなのか?

基本的に「エビフライの食べ方のマナー」にしっぽを食べるか食べないかの項目はなく、食べたい人は食べているし、食べたくないという人は残しているというということでしょう。

多人数での会食などまわりの目も気になるシチュエーションなら、ちょっとまわりの様子を伺いながら食べるのがいいでしょう。

実際、普段エビフライのしっぽを食べている人でも、会食のときには何となく食べない派にまわってしまわれる人も多いようです。

けしてマナーではありませんが、エビフライのしっぽを食べずに残す場合は、お皿の端にしっぽを揃えて置くのが綺麗に見えてスマートです。

 

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エビフライのしっぽの優れた栄養成分!

エビフライのしっぽ

エビは昔から「不老長寿の象徴」といわれていて、とくに日本では縁起物としておせち料理などに用いられる代表格の食材。

サクッとカリっと揚げられたエビフライのしっぽは、エビの身に負けないくらい栄養満点です。

魚介類であり甲殻類のエビですから、カルシウムが豊富なのは想像とおりですが、キチン、タウリン、アスタキサンチン、ビタミンEなど優れた栄養成分も含まれているんです。

ここでは、エビフライのしっぽに含まれる、上記5つの栄養成分と効果に注目して見ていきましょう。

 

エビフライのしっぽの栄養成分「カルシウム」とは?その効果とは?

エビのしっぽには、カルシウムが豊富に含まれています。サクッとカリっと揚げられたエビフライのしっぽの食感は正に「カルシウムを食べている感」があると思います。

みなさんもご存じの通り、カルシウムは骨や歯の成長や維持に必要なとても重要なものなので、女性に多いとされる「骨粗しょう症」の予防にも欠かせない栄養素です。

カルシウムの効果はそれだけでありません!。

・身体の中で神経や筋肉の興奮を調節する

・血液のpHの調節をする

などの効果もあります。

参考 小学館「デジタル大辞泉」
参考 あなたの健康をサポート QUPiO(クピオ)生活習慣病用語辞典

折角ですから、エビフライはしっぽまで食べるのがグッドでしょう!。

 

エビフライのしっぽの栄養成分「キチン」とは?その効果とは?

「キチン」は動物性の食物繊維のひとつです。

カニやエビなどの甲殻類の殻や、甲羅などの多く含まれています。

キチンには、

・体の免疫力を向上させて「自然治癒力」を高める

・細胞の活性化をはかる
・肝臓や腎機能の働きをよくする
・血圧を調整する
・便秘の予防や改善に役立つ
・血中コレステロール値を下げる

など、とてもありがたい効果のある栄養成分なんです。

出典:講談社「漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典」

 

エビフライのしっぽの栄養成分「タウリン」とは?その効果とは?

「タウリン」と聞くとムクムクと活力が湧いてきそうですが、これは貝類やいか、たこ、いわしなど水産生物に豊富に含まれる含硫アミノ酸によるものです。

タウリンは、コレステロールと一緒に、脂質の吸収に必要な「胆汁酸」の原料となります。

この効果としては、

・血中コレステロールの上昇を抑える
・血圧を低下させる
・肝臓や体を元気にする

などが知られています。

 

エビフライのしっぽの栄養成分「アスタキサンチン」とは?その効果とは?

「アスタキサンチン」という名前、テレビCМなどでもずいぶんお馴染みになりましたよね。

エビを揚げたり茹でたりすると色が赤く変わりますが、あれこそがアスタキサンチンの色素の成分です。

アスタキサンチンは、抗酸化力が期待されるポリフェノールの一種で、ビタミンEの数百倍ともいわれる「アンチエイジング効果」があるといわれ、最近では化粧品に含まれる成分として有名になりました。

アスタキサンチンの効果としては、

・肌を美しくする
・強力な抗酸化作用をもっているため、活性酸素を抑制する

・眼精疲労を予防する
・免疫力を強化する
・筋肉疲労を軽減する
・動脈硬化や心筋梗塞など、生活習慣病の予防や改善を図る

などなど。

こうしてみると、アスタキサンチンはスーパーな栄養成分ですよね。

参考:小学館「デジタル大辞泉」
参考:株式会社平凡社「百科事典マイペディア 

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エビフライのしっぽの栄養成分「ビタミンE」とは?その効果とは?

エビには「ビタミンE」も含まれています。

このビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つであり、私たちの体に不可欠なビタミンです。

ビタミンEの効果を見てみると、

・有害な活性酸素を除去して細胞膜(さいぼうまく)を保護する、抗酸化作用が高い

・動脈硬化などの生活習慣病や、老化などをまねくと言われる「過酸化脂質」の生成を防止してくれる

・血行を促進して、お肌の健康を保ったり、体の冷え等を予防する

など、こちらも私たちに嬉しい効果といえるでしょう。

ちなみにビタミンEは、油に溶ける「脂溶性ビタミン」です。

エビフライは油で調理しますので、ビタミンEをより効果的に摂取できる「理にかなったメニュー」と私は考えています。

参考 小学館「食の医学館」
参考 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
参考  デジタル大辞泉

 

エビフライのしっぽの下処理方法!

ご自宅でエビフライを食べるなら、ぜひ栄養素満点のしっぽまで食べたいところ。

ただし、エビのしっぽには汚れた水分が留まっていることも多いので、エビフライやエビ天ぷらを調理する前の「下処理」が大切になります。

 

エビフライのしっぽの下処理

気にならない人は特別「下処理」する必要もなく、サクッとカリっと揚げていただければOKです。

よりエビフライをしっぽまで美味しく食べるなら、エビフライやエビ天ぷらなど調理する前に、しっぽにある針のような部分をハサミなどでカットして、中の汚れた水分を押し出すように水洗いしたり、包丁の先でしっぽの中の水分を擦るように押し出すなど「下処理」するとベストです。

 

まとめ

今回は「エビフライのしっぽは食べる?食べない?」をメインテーマに、エビフライのしっぽに含まれる栄養について紹介しました。

すべては、エビフライのしっぽは「食べる派」を増やしたいとの思いから。

エビフライのしっぽには、アンチエイジング効果も期待できる「アスタキサンチン」などいろいろな栄養成分が含まれ、栄養学的に見ても決して「あなどれない存在」といえるのではないでしょうか。

よく下処理され調理されたエビフライのしっぽは、サクサク・パリパリ食べやすく美味しいです。

エビフライのしっぽは「食べない派」のみなさんも、健康と美容のためにぜひチャレンジしてみて下さればと思います!。

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