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オリーブオイルの開封後の賞味期限!保存は常温で大丈夫?揚げ油にも使える?

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オリーブオイルの賞味期限

ギリシャやスペイン、イタリアなど地中海沿岸の食習慣「地中海食」から広まった、オリーブオイルのブームが続いています。

昨今は健康オイルの代名詞的な存在でもあり、今や日本のご家庭でも「使い勝手のいい調理油」の筆頭にオリーブオイルを推す方も多いそうです。

ところが、オリーブオイルの開封後の賞味期限は?、劣化を防ぐ保存方法は?、揚げ油にも使えるのか?など、オリーブオイルの基本的な知識や注意点を知らずに使っている人も少なくありません。

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オリーブオイルの賞味期限!未開封・開封後の場合はどれくらい?

健康を意識してオリーブオイルを使われている人でも、その賞味期限について、未開封の場合はもちろん開封後はどれくらいなのか、正直あまり気にされていないのではないでしょうか。

健康を意識してオリーブオイルを使うなら、その賞味期限はとても大切。酸化が進んで劣化したオリーブオイルはおすすめできません。

なかでも、人気のエキストラバージンオリーブオイル(酸度が0.8%以下で特に良質なもの)は鮮度が命です。

まず最初は、オリーブオイルの賞味期限について、未開封の場合と開封後にわけ、それぞれどれくらいなのか見ていきましょう。

 

オリーブオイルの賞味期限!未開封の場合は?

オリーブオイルの未開封の賞味期限は、国際オリーブオイル協会で「瓶詰めしてから12ヶ月~18ヶ月」と定められています。

(ボトルに貼られたラベルにも記載されています)

オリーブオイルの賞味期限は未開封の場合なら1年~1年半ですが、酸化が進みやすいので何本も買い置きするのではなく、在庫がそろそろ無くなりそうになったら、新しいものを買い足すスタイルがベストでしょう。

 

オリーブオイルの賞味期限!開封後の場合は?

開封後のオリーブオイルの場合、賞味期限はおよそ3ヶ月が目安になります。

オリーブオイルの酸化について、風味試験では開封後約2ヶ月半頃から風味の劣化がはじまり、味覚試験では約3ヶ月頃から酸味が強くなるとの結果が出されています。

その最大の原因は、開封後のオリーブオイルが空気に触れることでの酸化にあります。

 

大容量でコスパ重視のオリーブオイルは要注意!

オリーブオイル大容量ボトル

2020年に始まる「コロナ禍」も影響し、イタリア料理やスペイン料理を自炊で楽しまれるご家庭が増えたこともあり、スーパーではコスパ重視の大容量のオリーブオイルがよく売れているそうです。

しかし、先の「オリーブオイルの賞味期限!開封後の場合は?」で紹介したように、開封後のオリーブオイルは空気、温度、光による酸化で劣化が進み、風味や味が落ちるだけでなく、過酸化脂質の発生によって健康を害するリスクも高まります。

健康を意識してオリーブオイルを使われるなら、開封後のオリーブオイルは1ヵ月以内に使い切るのがベストです。

しかし、コスパ重視で大容量のオリーブオイルはなかなか使い切れません。

オリーブオイルを開封後から使い切るまでの期間
出展:オリーブオイル健康ラボ|開栓してから使い切るまでの期間

実際には6割以上の方は、オリーブオイルを開封後使い切るのに2ヶ月以上かかっています(オリーブオイル健康ラボ調べ)。

さらに、

・何ヶ月で使い切ったかわからない
・使い切ったことがない

との回答を含め、4割以上の方は開封後のオリーブオイルの賞味期限の目安とされる3ヶ月の間に使い切れていません。

開封後のオリーブオイルの賞味期限や、酸化による健康の害となるリスクなどが気になる方は、なるべく小さい瓶に詰められたものを買い、こまめに使い切るようにしましょう。

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オリーブオイルの保存方法!

オリーブオイル保存

オリーブオイルの保存方法は、未開封でも開封後の場合でも、温度が一定に保たれ直射日光があたらない「冷暗所」が基本です。

・キッチン下の扉や引き出しの中
・戸棚の中
・床下収納 など

オリーブオイルは光を浴びると劣化することから、黒い遮光瓶に詰められた商品が多くありますが、透明の瓶やペットボトルに詰められている場合は、アルミホイルを巻いて保存する方法も一案です。

 

オリーブオイルはコンロ近くに置かない!

いつでも素早く使えるように、ガスコンロ・ガステーブルの周りに調味料や調理油を並べて置いているご家庭が多いようですが、その傾向はオリーブオイルにも当てはまります。

高温に弱いオリーブオイルは、コンロ周りの高温で酸化劣化のリスクがさらに進んでしまいます。

 

オリーブオイルは冷蔵庫で保存しない!

オリーブオイルは、気温の高い夏でも冷蔵庫で保存することは避けましょう。

オリーブオイルは常温保存でも、冬場など室温が10℃以下になると白濁したり固まってしまうことがあるほどです。

昨今の冷蔵庫(冷蔵室)の温度5℃以下では、白く結晶化してしまいます。

もしもオリーブオイルが低温で固まってしまった場合も品質上に問題はありませんし、ぬるま湯を溜めたボウルなどに、ボトル容器ごと入れ温めればサラサラとした状態へ戻ります。

それでも、固まる→戻る→固まるを何度も繰り返してしまうと、オリーブオイルの折角の風味・香りが飛んでしまいます。

 

オリーブオイルが酸化劣化するとどうなる?身体に悪い?

賞味期限切れにかかわらず、不適切な環境での保存などで酸化劣化したオリーブオイルを使うと、思わぬ健康被害をもたらす場合があります。

 

オリーブオイルも腐ることがある?

賞味期限や消費期限というと「腐る・腐らない」をイメージしがちですが、オリーブオイルが腐るということは、基本的にはありません。

そもそも食品が腐るというのは、細菌や微生物の活動によって分解され、腐敗臭を放つ成分や毒素が作られた状態を指します。

たしかに、オリーブオイルも保存状態が悪いと腐ったような臭いがすることもありますが、それはオリーブオイルの酸化によって劣化が進んでしまっている証です。

 

オリーブオイルは酸化すると有害物質が発生する!

酸化が進み劣化したオリーブオイルからは、身体に悪い(健康被害をもたらす)有害物質が発生します。

・老化が進む
・心臓病
・神経障害
・がん

酸化により劣化したオリーブオイルは風味や香り、新鮮であるが故のビタミン類などの栄養素が損なわれるだけでなく、過酸化脂質が発生することで、老化や心臓病を誘発するリスクがあるので注意が必要です。

オリーブオイルの酸化によって、発がん性物質が生じることを指摘する専門家もいるほどです。

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オリーブオイルの酸化劣化で食べられるかの見極め方!

オリーブオイルを美味しく安心して食べる(使う)ために、酸化による劣化の進み具合の見極め方を知っておく必要があるでしょう。

ここからは、匂い(臭い)や味、加熱調理中の特徴などに着目し、見極め方の参考となる具体的な例を見ていきましょう。

 

酸化劣化したオリーブオイルの臭い!

開封したてのオリーブオイルはフレッシュで爽やかな香りが特徴ですが、賞味期限が過ぎたり、保存状態が悪いなど酸化が進み劣化したオリーブオイルはツンとする鼻につく嫌な臭いだったり古い油のような臭いがします。

開封後からの期間が長くなってしまったら、使う前にまずは匂いを嗅いで確認してみましょう。臭いが気になるオリーブオイルは、食用に使うことは健康リスクが生じます。

 

酸化によるオリーブオイルの色の変化!

オリーブオイルの酸化の進み具合は、開封後からの色の変化で掴むこともできます。

問題は、開封したてのオリーブオイルの色は、商品によって実の熟し方や絞り方によって違いがあり、緑っぽい色のオイルもあれば、黄色っぽいオイルもあるということ。

オリーブオイルは、高級品であることや美味しさを色で計ることはできません。

新しいオリーブオイルは、開封直後の色を必ず確認しましょう。

開封後からの時間とともに、明らかな色の変化が見られた場合は、酸化が進み劣化している可能性が高いといえます。

 

酸化によるオリーブオイルの味の変化!

オリーブオイルの酸化を、味の変化で判断することは難しいとされています。

ただし、開封したてのオリーブオイルはほのかに辛みや苦みを感じられますし、柑橘系を思わせる酸味を感じることもあります。

これら開封後のフレッシュな風味は酸化により徐々に弱くなっていきます。

オリーブオイルの開封時に一舐めして味を覚えておくとは、味の変化で酸化に気づく材料になるはずです。

 

加熱したときの泡の変化

揚げ物などでオリーブオイルを加熱したときに出る細かい泡が、新しいオイルだとすぐ消えていくのですが、酸化が進んだ古いオイルはなかなか消えません。

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賞味期限切れのオリーブオイルの捨て方!

開封後のオリーブオイルの場合、賞味期限はおよそ3ヶ月が目安となりますが、先に紹介したように臭い・色・味などの変化から、酸化が進み劣化したオリーブオイルは身体にもよくありません。

賞味期限切れや酸化が進んだオリーブオイルは、もったいない思いに反し、捨ててしまうのがベター。

直接流しに捨てるのは、水質の悪化を招いたり排水管の詰まりの原因になるので絶対にやめましょう!。

瓶詰めオリーブオイルの使いかけなど、然程多くない量であれば、牛乳パックに新聞紙を詰めてオリーブオイルを染み込まれば燃えるゴミとして捨てられます。

家庭用油を収集している自治体もあるので、万一、賞味期限切れのオリーブオイルが大量にある場合は、お住まいの自治体に問い合わせてみてください。

参考:日清オイリオ's キッチン|油の捨て方

 

オリーブオイルを揚げ物の揚げ油に使うといい理由!

ギリシャやスペイン、イタリアなど地中海沿岸の食習慣「地中海食」から広まったオリーブオイルブーム。昨今は健康オイルの代名詞的な存在であり、今や日本のご家庭でも「使い勝手のいい調理油」の筆頭に推されるほど。

しかし、サラダにかけたり、焼き物の敷き油にオリーブオイルを使われている方は多いものの、揚げ物の揚げ油にはサラダ油を使う方が多いのはないでしょうか。

ここからは、オリーブオイルは揚げ物に使えるだけでなく、実は揚げ物に向いている油であることを、その理由と合わせて見ていきましょう。

 

オリーブオイルは揚げ物にも使える!

オリーブオイル揚げ油

オリーブオイルにかかわらず、各種食用油には「発煙温度」という油から煙が出て危険を伴うだけでなく、劣化しはじめる温度というものがあります。

このあと、揚げ物の揚げ油に使うことをおすすめするピュアオリーブオイルの発煙温度は、新しいもので200℃前後。

サラダ油やキャノーラ油よりは低いものの、揚げ物にも十分耐えられる温度帯です。

また殆どの食用油は、揚げ油に使うと素材の中に浸透してしまうのですが、オリーブオイルの場合は油分が素材表面にとどまり、中に浸透しづらいことが特徴。

さらに、素材に素早く熱を通すオリーブオイルの性質は、揚げ物が脂っこくならずさっぱりと仕上げられることに繋がります。

 

揚げ油にはピュアオリーブオイル!

オリーブオイルを揚げ油に使い揚げ物を作るとなると、コストが気になります。

もちろん、高級品のエキストラバージンオリーブオイルを大量に揚げ油に使うことなど、気が引けてしまうことでしょう。

ピュアオリーブオイルであればコストが抑えられるので、そのハードルをぐっと下げることができるのではないでしょうか?。

また、ピュアオイルは揚げ物に限らず、焼き物や炒め物に一般的に使われるサラダ油の代用にもなります。オリーブオイルを加熱調理に使うなら、ピュアオリーブオイルで必要十分といえるでしょう。

ちなみに、ピュアオリーブオイルの「ピュア」という呼び名は日本ならではのもので、海外では単にオリーブオイルに分類されています。

何より、エキストラバージンオリーブオイルの風味や豊かな香りは加熱すると飛んでしまいます。出来上がった料理に直接かけたり、仕上げの香りづけに使ったりするなど、加熱せずに使うことでより風味が生かされるもの。

エキストラバージンオリーブオイルは生食で、ピュアオイルは加熱料理でと使い分けられることをおすすめします。

 

低温でじっくり揚げる

ピュアオリーブオイルの発煙温度は新しいもので200℃前後、使い回しで再利用する2回目以降は170℃前後が目安となります。

高級なエキストラバージンオリーブオイルだと、新しいものでも発煙温度は170℃前後が目安になりますので、より注意が必要になります。

オリーブオイルで揚げ物を作る際は、低温でじくり揚げることが重要なポイントの1つになります。

 

揚げ物に使ったオリーブオイルは使い回しできる?

健康を意識し揚げ油に使うオリーブオイルも、サラダ油などと比べれば当然コスト高。

となれば当然、揚げ物に使ったオリーブオイルは「もう一度使うことができないか?」「使い回しはできるのか?」と思う方も多いことでしょう。

結論からいえば、一度揚げ物に使ったオリーブオイルも使い回しすることはできます。

ただし、一度加熱調理に使用したオリーブオイルは酸化による劣化が早まります。

使い回しをする場合も、3~4回ほどに留めるのがベターです。揚げ物に使ったあとは、冷やしたあとに濾してステンレスなど光が入り込まない容器に入れ、光が届かない冷暗所で保存します。

 

まとめ

今回は、健康オイルの代名詞的な存在でもあり、今や「使い勝手のいい調理油」の筆頭に推されるオリーブオイルについて、

賞味期限や劣化を防ぐ保存方法、揚げ油にも使えるのかなど、オリーブオイルの基本的な知識や注意点を紹介してきました。

オリーブオイルの賞味期限は、未開封なら「瓶詰めしてから12ヶ月~18ヶ月」、開封後の場合はおよそ3ヶ月が目安です。

健康にいいはずのオリーブオイルも、酸化が進んで劣化すると、風味や香りが損なわれるだけでなく、身体に悪い(健康被害をもたらす)過酸化脂質など有害物質が発生するので注意が必要。

素材に素早く熱を通すオリーブオイルの性質は、揚げ物で使うと素材が脂っこくならずに、さっぱりと仕上げられるので、揚げ油に使うのもいいですね。

揚げ物に限らず焼き物や炒め物など、加熱調理に使うならピュアオリーブオイル。気になるコストのハードルを、ぐっと下げられるのではないでしょうか。

高級なエキストラバージンオリーブオイルの風味や豊かな香りは、加熱すると飛んでしまいます。

出来上がった料理に直接かけたり、仕上げの香りづけに使ったりするなど、加熱せずに使うことでより風味が生かされるもの。

エキストラバージンオリーブオイルは生食で、ピュアオイルは加熱料理でと使い分けられることをおすすめします。

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