朝寝坊で遅刻という失敗は、誰もが人生のなかで何度か経験するに違いありません。
毎朝同じ時間に起きることが、失敗を防ぐ大切なルーティンだと重々わかっているからこそ、睡眠前に目覚まし時計やスマホのアラーム機能を設定しているわけです。
それなのに、折角セットした目覚ましも虚しく「目覚ましが聞こえない」がために、とんでもない大遅刻をしてしまう。
自分には聞こえないだけで、間違いなく目覚まし時計やスマホのアラームは鳴っているのでしょう。
目覚ましが聞こえないことが原因で遅刻を繰り返すと、それが「寝るのが怖くなってしまう」ことの引き金になりかねません。
そこで、今回のテーマは「目覚ましが聞こえない原因!朝寝坊を防ぐ効果的な対策は?」。
朝寝坊や遅刻を繰り返してしまう悩みを抱えるみなさんに、少しでもお役に立てれば幸いです。
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目覚まし時計のアラームが聞こえない原因とは?!
なぜ、目覚まし時計のアラーム音が聞こえないのでしょう?。
目覚まし時計の電池が切れていたり、スマホのアラーム機能がバグっていない限り、おそらく目覚まし時計やスマホのアラームは鳴っているはずです。
目覚まし時計やスマホのアラームが聞こえないという、辛い悩みにも必ず原因があり解決方法があるはずです。
睡眠の質が低下している?
最低限、睡眠時間をしっかり確保することが大切にはなりますが、その睡眠の質が悪ければカラダや脳の睡眠不足は解消されません。
・ベッド・マットレスの硬さや枕の高さなど寝具がカラダに合わない
・考えすぎてしまう(ストレス)
・食べ過ぎ
・生活リズムの乱れ
などは、睡眠の質を低下させる原因になりますが、眠りが浅くなることはカラダや脳の疲れがとれないだけでなく、もうすぐ起きる朝方に急激に眠りが深くなる原因の1つにもなっています。
体内時計に狂いが生じている?
私たちのカラダは、無意識のうちに「体内時計」によって生活に一定のリズムが作り出されています。
毎朝同じ時間に起き、およそ同じ時間に寝る。
そのリズムが狂いだし、寝不足が徐々に積もった「睡眠負債」の状況に陥ると、朝の目覚めが極端に悪くなっていきます。
仕事が忙しく帰宅が遅くなってしまうことが睡眠負債の原因となると、ある種致し方ない一面もありますが、テレビ・動画・SNSを閲覧する時間が多くなっての夜更かしが連日続くのは如何なものか。
体内時計に狂いが生じ、朝起きなければならない時間に「目覚ましが聞こえない」に繋がっていきます。
起床障害の可能性も疑われる?
朝起きることが難しくなる「起床障害」という病気があります。
「まさか自分が?」と思われるかもしれませんが、決まった時間に起きるために何個も目覚まし時計を掛けても「目覚ましが聞こえない」ことや、ご家族が何度も起こしてもカラ返事の繰り返しで「起きる気配がない」状況が繰り返されるなら、起床障害の可能性を疑う必要があるかもしれません。
「自分も?」と思われる方のために、ここから「起床障害」について少し深く探っていきましょう。
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起床障害とは?
起床障害とは「睡眠障害」の1つで、症状となる「朝起きることが難しくなってしまう」ことから、目覚ましを掛けても聞こえず、毎日のように朝寝坊を繰り返してしまいます。
さらに、起床障害は大きく2つに分類されます。
・起きたいのに起きられない
・起きたくないから起きられない
違いは、本人が「起きたい」か「起きたくない」かという点。
起床障害セルフチェック!
□考えごとが多い
□寝つきが悪い(なかなか眠れない)
□ついつい夜更かししてしまう
□夜中に何度も目が覚めてしまう
□人間関係や仕事の問題など強いストレスを抱えている
□目覚ましが聞こえずに寝坊してしまう
□家族に起こされても起こされたことを覚えていない
□毎朝「起きたくない」と思う
□睡眠中に呼吸が止まっている(他人からの意見含め)
□持病を抱えていたりカラダの不調を感じる
これら10個の項目のうち、当てはまる項目が1つ増えるごとに「起床障害の疑い」が10%づつ増していきます。
なかでも「夜中に何度も目が覚めてしまう」ことや「睡眠中に呼吸が止まっている」については、睡眠時無呼吸症候群も含めて根本となる病気が隠されている可能性も考えられます。
気になる方は、一度病院で相談された方がいいと思います。
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目覚ましが聞こえない!効果的な対策方法は?!
目覚ましが聞こえない原因にとして、睡眠の質や体内時計の狂いなどを挙げてきましたが、大切なことは睡眠に入る環境作り。
とくに「体内時計」を整えるために、カラダや脳が「これから寝る時間」と感じることが大切になるでしょう。
・部屋の明かりを暗くする
・部屋の温度や湿度を心地よくする
・光や音を発する電化製品を遠ざける
・好きな香りでリラックスする
これら、寝室を暗く静かな空間とすることに加え、フレグランスなどで部屋に好きな香りを漂わせるなどリラックス効果を高めることは、これから「寝る」ことを脳へ促します。
逆に、朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びることは、体内時計を正しく整えることに繋がります。
とはいえ、今回は「目覚ましが聞こえない」悩みがテーマなのですから、「朝起きたらカーテンを開ける」以前の話ですよね。
そこで紹介したいのが、朝日に負けない強い光と大音量を利用した「光目覚まし」。いったいどんな目覚ましなのか見ていきましょう!。
朝日に負けない強い光と大音量の「光目覚まし」!
目覚ましの音が聞こえないなら、光の力を利用して起きる「光目覚まし」!。
先の見出し「目覚ましが聞こえない!効果的な対策方法は?!」で、朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びることは、体内時計を正しく整えることに繋がると紹介しました。
この光目覚ましは、元々は北欧の冬の夜がとても長い地域、さらに一日中太陽が昇ることがない「極夜」となる地域で、自立神経のリズム・体内時計の狂いを防ぐために開発されたもの。
ここでは、NHKの「あさイチ」やTBSの「マツコの知らない世界」でも紹介された、ムーンムーン社の「inti4s」を紹介します。
起きたい時間にセットすれば、起きる時間の少し前から少しづつ光を強めていき、起きる時間には朝日に負けない20,000ルクスもの強い光が照射され目覚めを促してくれるという優れもの。
寝坊しそうな朝、家族がカーテンを開けながら「朝だよ~!起きて~!」と起こしてくれるようなイメージです。
さらに、大音量のアラーム機能も搭載されているので、目覚ましのアラームが聞こえず起きられない方も、決まった時間に起きられ、自然と体内時計を整えてくれることが期待されるアイテムです。
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二度寝で朝寝坊を繰り返してしまう?!
毎朝「二度寝しないと起きられない」という人の割合って、結構多いと思いと思うのですが、みなさんは如何ですか?。
目覚ましが聞こえないとは少し違うかもしれませんが、二度寝が原因で会社や学校に遅刻してしまうという苦い経験を繰り返される方も少なくないでしょう。(筆者も然りです)
・二度寝しないと起きられない原因は?
・二度寝しない方法は?
・効果的な二度寝とは?
など、二度寝が遅刻の原因という方はこちらの記事がおすすめです。
まとめ
今回は目覚ましが聞こえない原因と、効果的な対策について紹介してきました。
朝起きたいのに起きられない、目覚ましが聞こえなくて起きられない原因は、
・睡眠の質が下がっている
・体内時計に狂いが生じている
・起床障害の可能性
などが考えられます。
まずはご自身の睡眠環境を整え、カラダと脳を十分に休めることが大切。
記事では起床障害のセルフチェックも紹介しましたが、結果はいかがでしたか?。「夜中に何度も目が覚めてしまう」など、気になる方は病院で相談するべきかもしれません。
目覚ましが聞こえないことで遅刻などの失敗を恐れるがあまり、眠ること自体が不安材料になってはなりません。
今回紹介した「光目覚まし」など、効果的な対策アイテムを利用して、安心してぐっすり休まれるといいのではないでしょうか。
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