みかんを食べると風邪予防!みかんの栄養には風邪を治す効果も?! | 教えて!知恵袋

みかんを食べると風邪予防!みかんの栄養には風邪を治す効果も?!

カラダ

冬の美味しい果物、「みかん」。毎年冬になるとダンボール箱買いして、常備しているという方も多いのではないでしょうか。

皮も手で剥けるので、家族団らん、リビングでテレビを見ながら食べるのにもってこいな果物ですよね。

みかんには、「ビタミンCが豊富」で風邪予防にもなるというイメージがあります。さらにみかんに含まれる栄養には、風邪を治す効果も期待できるとされています。
手軽に食べて風邪予防にもなるというみかんは、とてもありがたい果物なのですが…、実は注意したい点もあったりもします

今回は「冬の果物の定番」みかんを食べるとホントに風邪予防になるのか?、みかんの栄養で風邪が治るのか?について、1つ1つ見ていきたいと思います。あらためて、「えっ」と考えさせられる情報もありそうです!。

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みかんを食べるとナゼ風邪予防になるの?

昔から、「みかんは風邪の予防になる」と言われてきました。ご両親やお婆ちゃんお婆ちゃんからも、言い伝えのように聞いたこともある方も多いのではないでしょうか。

みかんを食べると風邪予防につながるのは、ビタミンCが多く摂れるからという漠然とした「イメージ」からくるものだと思うのですが、実際には進歩し続ける現代の科学でも、ビタミンCが「直接」風邪予防に繋がるという明確な答えは出ていないのだとか…。

ただビタミンCの働きによって、カラダの中で「連鎖的」に風邪予防に繋がっているのは十分考えられるようです。

 

ビタミンCがコラーゲンの生成を助ける!?

美容にはビタミンCが大きく影響するということは、よく見聞きすることだと思うのですが、それはビタミンCにコラーゲンの生成を助ける働きがあるためです。

カラダの中でコラーゲンがしっかり作られている状態は、つまりカラダに十分な潤いが保たれている状態であって、喉や鼻の粘膜も強くなりますみかんのビタミンCがコラーゲンの生成を助け、その結果風邪をひきにくくなるというものです。

 

ビタミンCが白血球の働きを助ける!?

白血球の役割を一言でいえば、カラダに侵入した異物を排除する「防衛隊」です。白血球が減った状態では免疫力も弱く、風邪もひきやすい状態ともいえます。

ビタミンCはこの白血球の働きを助け、結果的に「風邪ウイルス」の侵入を防いでくれることに一役かっているというものです。

残念ながら、みかんを食べてるのに風邪をひいてしまう方もいます。しかし、少なくともみかんを食べることで、カラダの中でビタミンCが様々に働き、風邪予防に繋がっていることに違いなさそうです。

 

みかんはビタミンCを効率よく摂れる!

ビタミンCは、実はとても弱い性質であることをご存知ですか?。

・熱
・空気
・水

これら、私たちが生活する上で欠かせないものへ触れてしまうことで、簡単に分解されてしまうのです。
ということは、ビタミンCを多く含む果物類でも、加熱調理したり皮を剥いたあと時間をおいてしまったりすると、ビタミンCは極端に減少してしまいます。

その点、皮を手で剥くだけで手軽に食べられるみかんなら、熱・空気・水にさらされることなく効率よくビタミンCが摂れますね

 

みかんで風邪予防するベストな食べ方は?

みかんを食べると、ビタミンCによる様々な働きによって結果的に風邪予防に繋がることはわかりました。

しかし、ビタミンCはカラダの中に貯めておけない栄養素なんです。食べても食べてもカラダの外へと排出されていってしまう…。

つまり、「風邪予防に!」とみかんを一度にたくさん食べても、一時的にはビタミンC量が増えますが、すぐに出ていってしまうので残念です。

みかん1個に含まれるビタミンCは約35mg。成人男女の1日に必要なビタミンCの摂取量は「100mg」といわれていますから、みかん1個は約1/3の量になります。これらのことから、

1日3食、食後のデザートにみかんを食べる!

このスタイルが、みかんで風邪予防するベストな食べ方でしょう!。

ちなみに、喫煙される方や日頃ストレスが多い方はビタミンCが不足がちになりやすいとされているので、少し多めに食べた方がいいかもしれませんね。

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みかんを食べて風邪を治す?!

いざ風邪をひいてしまった場合にも、ビタミンCを摂ることで早く治るとされています。

確かに、コラーゲンの生成を助けたり、風邪ウイルスを退治する白血球の働きを助けるのですから、風邪をひいてしまったときこそ、ビタミンCは多く摂りたい栄養素です。

しかし、風邪をひいたら「より沢山みかんを食べましょう!」…とはなりません!

ここが、みかんの注意すべき点です。

 

みかんはカラダを冷やしてしまう!

みかんは食べすぎるとカラダを冷やしてしまいます。

「より多くのビタミンCを」と考えてみかんを沢山食べるのはやめた方がよいでしょう。1日の目安を考えながら、食べる分にはいいと思います。

ただ、咳症状が強いときにみかんを食べると咳をさらに誘発してしまうので食べるのをやめた方がいいです。

 

みかんは消化が悪い!

元気なときには全く気にしないものですが、みかんは繊維質も水分も多い、消化が悪い果物でもあります。

風邪がお腹にくる「下痢症状を伴う」ような風邪の場合にも、みかんは食べてはいけません。下痢が悪化したり、吐き気を誘発することにも繋がってしまいます。

みかんは、風邪予防としてはおススメな果物ですが、風邪をひいてしまったときには、食べて大丈夫か?食べない方がいいか?、症状によって注意すべき果物でもあります。

 

まとめ

冬は寒いだけでなく、空気も乾燥し風邪をひきやすいシーズンであることは間違いありません。

そんな中、冬の果物の代表「みかん」を日常的に食べるということは、みかんに含まれるビタミンCの働きによって、喉や鼻の粘膜を強くしてくれたり、カラダに侵入してくる風邪ウイルスを退治する白血球の働きを高めてくれたりしてくれます。

昔から「みかんは風邪の予防になる」と言われてきたのは、科学的な話は抜きに「言い伝え」以上のものがあったようですね。これも、日本人の知恵でしょうか。

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