日光浴の時間はどれくらい?窓ガラス越しでも効果ある? | 教えて!知恵袋

日光浴の時間はどれくらい?窓ガラス越しでも効果ある?

日光浴 カラダ

日光浴

昭和の時代の子供たち、外遊びの時間も多く、とくに意識することなく日光浴の時間は自然と長いものでした。

夏休み明けともなると、真っ黒に日焼けた顔や背中の皮がむけ、その姿を笑いながら競い合ったものです。

平成の今、子供たちはゲームに夢中で部屋にこもり、窓ガラス越しでも日光を浴びることが少なくなっています

簡単に骨折してしまう子供が多いのも、日光浴の時間が少ないことが原因に挙げられるなど問題になっているほどです。

最近、日光浴の効果の大切さが見直され、医学的にも窓ガラス越しでさえ、私たちのカラダに効果があると言われるようになりました。

今回は、日光浴の時間、効果、窓越ガラス越しでも効果があるのかなど、詳しく解説していきたいと思います。

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日光浴の時間はどれくらい?

日光浴をすると、カラダがすっきり、気分も爽快になることは、みなさんも暮しの中で感じられるのではないでしょうか。

医学的面から見ると、日光浴の時間は屋外において1日15分~30分で十分だといわれています。

しかし、海外ではよく晴れた日に、長い時間日光浴をする習慣があります。

日光浴には殺菌作用や免疫力アップがあります。外国の方は快晴の日は、長い時間日光浴されています。

日光浴の姿も、ほぼ海水浴姿や上半身だけ、交互に半日は日光浴されています。

そんなに長く?、どうしてと思われますよね。それには大切な意味が日光浴にはあるのです。

 

日光浴の効果とは


引用:わかさの秘密|成分名|ビタミンD

日光浴と効果の関係には、骨格と密接な関係があります。ご存知でしょうが、骨はカルシウムのかたまりです。

子供の頃、カルシウムで骨を丈夫にする事と言われ、魚の骨や鰹節をしきりにススメられましたよね。

でも、カルシウムだけでは骨は作れません。それにはビタミンが必要です。

ビタミンは数多くあり、ビタミンCはよく聞き慣れていますよね。

骨に必要なのはビタミンDです。骨も新陳代謝という働きで毎日成長し、生まれ変わっています。

 

ビタミンDの効果とは


引用:わかさの秘密|成分名|ビタミンD

ビタミンDの効果は、カルシュウムの骨への吸収の助けに欠かせない栄養素で、骨や内臓に効果あります。

特に、ビタミンDが不足していると骨は弱く、簡単に折れたり、スカスカの骨になります。

このビタミンDは、日光浴で育成されます。

食事やサプリメントで摂ることも可能ですが、日光浴からのビタミンDは自然から吸収され最上の作用があります。

日光浴の効果の最大の目的は健全で健康的な骨を作るためにあり、必要で欠くことができないビタミンDの吸収にあるのです。

 

窓ガラス越しでも効果ある?

窓ガラス越しの日光浴。主に3つの効果が期待されます。

・日光浴は、カラダが芯までほぐされるように温まる。
・運動中は血流が促され、血行が良くなる。
・基礎代謝が上がり、ダイエット効果に繋がる。

ビタミンDは紫外線の中の通過が低い種類のため、窓ガラス越しの日光浴では、ビタミンDの吸収は低くなります。でも、骨や筋力アップには繋がっています。

また、秋から冬場、春にかけての日光浴は、ぽかぽかと温かく気持ちが癒されます。

さらに、カラダの芯まで温まることは、血行が良くなり、内蔵・消化器官が活発に動きます。

基礎代謝は、ホルモンの分泌がよくなることにあります。日光浴で分泌されるセロトニンには、心のバランスを整える効果があります。

昼間のセロトニンは、それを材料にし、夜はメラトニンという睡眠ホルモンが増え、熟睡効果になります。

熟睡効果で交感神経と副交感神経の切り替えがよくなり、女性の月の物のバランスやダイエット効果にも繋がります。

 

日光浴効果の紫外線とは

日光浴効果の紫外線は、UVAとUVBと呼ばれ、ウルトラバイオレットのA波と、同じくウルトラバイオレットB波があります。

ビタミンDの育成に効果があるのはUVBです。UVBが日光浴の主役といえます。ですが、UVBは波長が短く、ガラス越しの通過は少ないのです。

一方のUVAは波長が長く、ガラス越しでも通過しています。ガラス越しでの日光浴も、前に紹介したとおり体調を整え、セロトニンの分泌は不眠症改善などに効果が期待できます。

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日光浴のおさらい

日光浴のおさらいをします。

日光浴そのももの大切さや有効性は、大昔から知られています。

ですが、昨今、日光浴のマイナス要因の話題も多くみられます。

近年のような酷暑では、日光浴どころではなく、熱中症が問題になっています。酷暑に比例し、紫外線のマイナスイメージも高い傾向にあるのは否定はできません。

紫外線に超敏感な方が巷で増え、全身をUVカット服装で包まれている様に見えます。適度なUV対処は良いとして、必要以上に日光を遮るのは健康を損なうことにも繋がります。

 

日光浴のメリットとデメリットの整理

日光浴のメリット

健康関係

・日光浴はビタミンDを育成し、カルシウムの吸収率を上げる。
・妊婦やお年寄りの日光浴が推奨されています。
・免疫力の高め、病気になりにくい体質が作れる。
・ガンや骨粗鬆等の予防に有効。
・殺菌作用が高く、布団や枕の自然消毒。

美容

・小麦色の健康美の肌になり、目立つようになる。
・女性はセクシー、男性はカッコよくなる。
・日光浴によって、開放的な幸せ気分になる。
・昼間のホルモン、セロトニン分泌が高まる。
・セロトニンの影響で、睡眠ホルモン、メラトニンが増え熟睡が増える。
・安眠効果が高かまり、健康的な美肌の回復とダイエット効果が期待できる。

 

日光浴のデメリット

・年齢の影響と平行し、ターンオーバー周期が乱れ、紫外線の影響も加算し、シミ、ソバカス発生が目立つようになります。

 

まとめ

日光浴は、私たちに必要不可欠です。日光浴によって、子供は健全な骨格の成長、お年寄りは骨粗鬆の防止と改善が図られます。

特に、紫外線は女性の敵のように取り扱われていますが、適切なUVカット用品や服飾品を賢く使い、健康管理に心掛けましょう。

紫外線を恐れて日光を一切浴びないと、短期間で何らかの病気になると言われています。

日光浴により、健康な暮しをしましょう。

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