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ウインナーとソーセージの違い!フランクフルトやボロニアとの違いは?

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ソーセージ

今回のお題は「ウインナーとソーセージの違い!フランクフルトやボロニアとの違いは?」。

・ウインナー
・ソーセージ
・フランクフルト
・ボロニア

形や食感・味など、どれも似たりよったりな気もしますが、違いは何だと思いますか?。

「太さの違い?!」

おっ、いい点に気がつきましたね~。

その太さの違いは何に由来しているのか?、明確な違いはそこにあります。

ウインナーは朝食やお弁当のおかずの定番、フランクフルトはコンビニのレジ横「ホットスナック」やお祭りの屋台で串に刺して売ってるイメージ。

居酒屋では、香辛料が利いてビールがすすむ「ソーセージの盛り合わせ」が人気のおつまみですね。

今回は、ウインナーとソーセージの違いの「答えあわせ」からはじめましょう。

そのほか、フランクフルトやボロニアとの違いも比べやすくなりますからね。

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ウインナーとソーセージの違い!

今回は少しだけ答えを先に言ってしまいます。

その方が、このあと違いがわかりやすくなりますからね。

ソーセージとは、ウインナーフランクフルトなどの総称で、さらには、もっと太いボロニアだってソーセージです。

ソーセージ

ごめんなさい、今回のお題「ウインナーとソーセージの違い!」じたいが意地悪でしたね(苦笑)。

・ウインナーソーセージ
・フランクフルトソーセージ
・ボロニアソーセージ

どれも「ソーセージ」を略して呼んでいるだけで、正しくは全部「○○ソーセージ」なんです。

さて、ここからが本題です。

ウインナー・フランクフルト・ボロニア、それぞれソーセージの違いは何かを見ていきましょう!。

 

ソーセージとは何なのか?

ウインナーもフランクフルトも、ボロニアでさえソーセージというのですから、まず「ソーセージとは何なのか?」をしっかり押さえておきましょう。

ソーセージ(sausage)

肉類を細かく砕いて調味し,羊,豚,牛などの腸,あるいはその代用となるケーシング (包装材料) に詰めて,乾燥,薫煙を行い,そのまま食べられるように加工した肉製品。腸詰ともいう。

引用:コトバンク|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典|ソーセージ(sausage)

近年はケーシングと呼ばれる腸に似せた人工の詰め袋を使ったソーセージが多くなっていますが、本来のソーセージとは羊や豚や牛の腸に、塩・胡椒・ハーブなどで味付けした挽き肉やすり潰した肉を詰め、乾燥・湯煮・燻製した保存性の高い食品の総称です。

この、挽き肉やすり潰した肉を詰める羊・豚・牛の「腸の太さの違い」、これこそがウインナー・フランクフルト・ボロニアの違いに大きく関係していきます。

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ウインナーとフランクフルトとボロニアの違いは?

すでにお気づきのとおり、ウインナーとフランクフルトとボロニアの違いは、使われる腸の種類と太さがポイントです。

ウインナーとフランクフルトとボロニアの違いは本来、詰め袋に使われる腸の種類が「羊・豚・牛」何れなのかが決め手でした。

しかし、近年は人工的に作られた詰め袋(ケーシング)が使われることが多いことから、日本農林規格(JAS)に定められている「太さの違い」が決め手になっています。

どれが羊・豚・牛の腸に詰め袋に使ったソーセージかわかりますか?。

ウインナーとは?

ウインナーソーセージ

ウインナーとは本来、羊の腸を詰め袋に使ったソーセージを指し、豚や牛の腸を詰め袋に使ったものはウインナーと呼びません。

人工的に作られた詰め袋(ケーシング)が使われることが多くなった近年は、日本農林規格(JAS)で定められている「直径20㎜未満」のものがウインナーに分類されています。

ただし、あくまで基本は詰め袋に羊の腸を使ったものがウインナーであり、たとえ20㎜より太いものができても、それをフランクフルトとは呼ぶことはありません。

ソーセージの中では一番細く可愛い感じのウインナーは、より小ぶりな商品や中にチーズを入れた商品など数多く紹介され、パリッとした食感も相まって、朝食やお弁当のおかずで人気の一品に。

ちなみにウインナーの呼び名は、羊の腸を詰め袋に使った細いソーセージの発祥地であるオーストリア・ウイーンを由来としてのもの。

ウインナーソーセージとは、「ウイーン風ソーセージ」という意味です。

フランクフルトとは?

フランクフルトソーセージ

フランクフルトとは本来、豚の腸を詰め袋に使ったソーセージを指し、羊や牛の腸を詰め袋に使ったものはフランクフルトと呼びません。

ウインナーと同様、人工的な詰め袋(ケーシング)が使われることが多い近年、日本農林規格(JAS)で定められている「直径20㎜以上36m未満」のものがフランクフルトに分類されています。

こちらも基本は詰め袋に豚の腸が使われたものがフランクフルトであって、たとえ20㎜より細いものや、36㎜より太いものができたとしても、それはフランクフルトと呼ばれます。

フランクフルトは直径が太く、肉もギッシリ詰められているのでメイン料理にも使われるボリューム感も特徴。

たしかに、コンビニのレジ横・ホットスナック「ジャンボフランク」の太さ・長さは、1本でも食べ応えありますものね。

ちなみにフランクフルトの呼び名は、豚の腸を詰め袋に使ったソーセージの発祥地であるドイツ・フランクフルトに由来するもの。

フランクフルトソーセージとは、「フランクフルト風ソーセージ」という意味です。

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ボロニアとは?

ボロニアソーセージ
出典:TOPVALU|焼いてジューシー ボロニアソーセージ

ボロニアとは本来、牛の腸を詰め袋に使ったソーセージを指し、羊や豚の腸を詰め袋に使ったものはボロニアと呼びません。

人工的に作られた詰め袋(ケーシング)が使われることが多い近年、日本農林規格(JAS)で定められている「直径36㎜以上」のものがボロニアに分類されています。

羊や豚の腸に比べて、牛の腸を詰め袋に使われるボロニアは「ボーンッ」と立派な太さがあることから、輪切りにして食されることも多いですね。

お弁当のおかずでも人気の一品です。

また、ウインナーやフランクフルトと同様に、詰め袋に牛の腸が使われることがポイントであって、36㎜より細いものであってもボロニアに違いありません。

ボロニアソーセージの呼び名は、牛の腸を詰め袋に使ったソーセージのに発祥地であるイタリア・ボローニャ地方に由来するもの。

本場イタリアのボロニアでは豚肉だけが使われ、挽き肉に香辛料と脂身を混ぜたものに、パプリカやオリーブを加えて詰めたりもします。

ボロニアソーセジとは、「ボローニャ風ソーセージ」という意味です。

 

まとめ

今回のお題「ウインナーとソーセージの違い!フランクフルトやボロニアとの違いは?」は、ちょっと意地悪でしたよね。

ソーセージとはウインナー・フランクフルト・ボロニアを含め、羊や豚や牛の腸に、塩・胡椒・ハーブなどで味付けした挽き肉やすり潰した肉を詰め、乾燥・湯煮・燻製した保存性の高い食品の総称。

「違いの決め手」となるポイントをまとめましょう。

ウインナーとは

・詰め袋に「羊の腸」が使われたソーセージ
・日本の規格では直径20㎜未満のもの
・発祥地はオーストリア・ウイーン

フランクフルトとは

・詰め袋に「豚の腸」が使われたソーセージ
・日本の規格では直径20㎜以上36㎜未満
・発祥地はドイツ・フランクフルト

ボロニアとは

・詰め袋に「牛の腸」が使われたソーセージ
・日本の規格では直径36㎜以上
・発祥地はイタリア・ボローニャ地方

ウイーン・フランクフルト・ボローニャなどが発祥のソーセージは、元々は「保存食」として発展した欧州の食文化。

その後、ソーセージがアメリカや日本、世界の国々で人気が高まることで、詰め袋となる「羊・豚・牛の腸」が足りなくなってしまったそうです。

そこで開発されたのが、人工の詰め袋「ケーシング」です。

近年、日本国内で流通しているソーセージの多くの詰め袋は人工のケーシング。

つまり、日本で生活する私たちにとって、ウインナー・フランクフルト・ボロニアと呼ばれる商品の違いは、太さの違いで分類されたものが多いのかもしれません。

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