日々の食生活において、無性に「酸っぱいものが食べたくなる」ことってありませんか?。
食の欲求は、いつもカラダに正直です。いつも社員食堂を利用する僕も、定食のおかずの酢の物や酸っぱい漬物に癒されることがあるように。
酸っぱいものだけでなく、食べたいと思うものは、そのときカラダが必要として欲しているものに違いありません。
たとえば、今回テーマに取り上げた「酸っぱいものが無性に食べたくなる」ときは、カラダが疲れている証拠だったりするわけです。
スポンサーリンク
酸っぱいものが無性に食べたくなる原因
酸っぱいものが無性に食べたくなるのは、カラダが疲れ筋肉に疲労物質が溜まっている証拠です。
とくに血液循環が悪い人は、疲労の原因物質となる乳酸も溜まりやすいので要注意です。食生活に、クエン酸やお酢を積極的に摂り入れましょう。
酸っぱい食べもの
酸っぱい食べものの代表格、レモンや梅干し、調味料のお酢などに含まれる「酸っぱい成分」のほとんどはクエン酸によるものです。
クエン酸には、疲労の早期回復に役立つ以外に、血液をサラサラにする働きや、動脈硬化を予防する働きに加え、ミネラルの吸収を促す働きなど様々な健康効果が期待されます。
さらに、クエン酸には殺菌効果もあるので食中毒の原因菌を抑制してくれるという研究結果もあるとおり、お弁当では梅干しをご飯全体にまぶしたり、お肉を梅肉ソースで和えたりするのもいいですね。
ただし、これらクエン酸の抗酸化作用は、反面カラダへの刺激も強く、取り過ぎると胃腸が荒れてお腹が痛くなる原因にもなるのでご注意を。
スポンサーリンク
ストレスやイライラにも酸っぱいものが効果的
クエン酸を多く含む食品は酸っぱい味覚の刺激だけでなく、レモンやオレンジなど柑橘系の果物など爽やかな香りが強い食品が多いです。
アロマ心理学でも爽やかな柑橘系の香りには、一般的に気分転換やリフレッシュといった刺激があるとされているように、ストレスやイライラした気持ちを落ち着かせることにも効果的です。
まとめ
冒頭でも紹介したように、酸っぱいものだけでなく、甘いものも辛いものも、無性に食べたいと思うものは、その時カラダが必要として欲している成分や刺激に違いありません。
たとえば、酸っぱいものが無性に食べたくなるのは、カラダが疲れ筋肉に疲労物質が溜まっている証拠のように。
極論をいうと、食べたいものを食べるのが正解。
ただし、食べ過ぎは肥満にもつながりますから、その点はくれぐれもご注意を。
スポンサーリンク