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キャベツの千切り!お店のふわふわキャベツに仕上がる切り方のコツは?

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キャベツの千切り

とんかつや唐揚げの添え物、サラダの具などご家庭でも登場する機会も多いキャベツの千切り

とんかつ屋さんなどお店が提供するような「ふわふわとしたキャベツの千切り」は、ソースやドレッシングをかければ、まるで無限に食べれてしまうほど美味しいもの。

対して、家庭では「プロのようにふわふわした食感のキャベツの千切りは難しい」と思われがちですが、キャベツを切るときと切ったあとのコツを掴めば、とんかつ屋さんなどお店のふわふわキャベツに仕上がります。

ふわふわキャベツの千切りに仕上げるなら、キャベツを塊のまま切るのは間違いで、ふわふわやシャキシャキなど食感の違いはキャベツの葉を切る方向で変わるのです。

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お店のような「ふわふわキャベツ」に仕上げる切り方

イメージするのはとんかつ屋さんなどお店で提供されるような、細くふわふわしたキャベツの千切り。

けれど何度チャレンジしても、ふわふわっとした食感の千切りになかなか仕上らないんですよね。

実は、キャベツを千切りにするときの切り方と、切ったあとのポイントをいくつか押さえるだけで、意外にも簡単にお店のような「ふわふわキャベツ」の仕上りになるんです。

 

キャベツの千切りをふわふわに上げる4つのポイント!

1. キャベツの内葉と中心葉の2つの部位を使う

2. 芯を切り落として形を整える
3. 2~3枚づつ重ねて巻き繊維に沿って切る

4. 水にさらしてシャキッとさせる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

キャベツの千切りには内葉と中心葉の2つの部位を混ぜて使う

キャベツの部位

キャベツの部位は大きくわけて外葉・内葉・中心葉の3つにわかれますが、キャベツの千切りに使うのはハリがあって緑色が濃い内葉と、白っぽくて柔らかな中心葉の2つ。

この2つの部位を混ぜることで、ふわっとした弾力と色合いのいい千切りになります。

最初に外側の葉っぱ2枚~3枚を剥がし取り、内葉と中心葉を数枚づつ剥がして使います。内葉は農薬など心配無用ですが、気になる方は流水で洗い流しましょう。

キャベツの葉っぱ1枚ずつ洗う?キャベツの葉につく白い粉は食べられる?

ちなみに、最初に剥がした外側の葉っぱ(外葉)もシャキシャキした野性味のある食感が楽しめます。

捨てずに焼きそばなど炒め物に使ったり、逆にロールキャベツやポトフなど長時間煮込む料理使えば、外葉の崩れにくさがメリットにもなります。

 

白く太い芯を切り落として形を整える

キャベツの葉っぱを1枚づつ剥がしたら、白くて太い芯の部分を三角形に切り落とし、千切りしやすいように葉っぱを半分に切ります。

やわらかい中心葉は、大きな芯があるときだけ切り落とせば大丈夫です。

 

葉っぱを2~3枚づつ重ねて巻き繊維を断つように切る

キャベツの葉っぱを2~3枚づつ重ねて端からくるくる巻き、キャベツの繊維(葉脈)に対し直角に、繊維を断つように切っていきます。

なるべく小さく丸めた方が包丁の動きが小さくすむので、より細い幅で切れるようになり、よりふわふわっと仕上がります。

 

キャベツの繊維に沿って切ればシャキシャキ食感に

逆にキャベツの繊維(葉脈)に沿って切ることで、シャキシャキ食感の千切りに仕上がります。

 

水にさらしてシャキッとさせる

ボウルに冷水を張り、千切りにした内葉と中心葉を入れ、ざっと混ぜて1分ほどさらして完成です。

内葉と中心葉の割合は、色味も含めてお好みでいいでしょう。

とんかつ屋さんなどお店では見かけませんが、もっと青みが欲しい場合は、きゅうりや緑のパプリカ、青じその千切りを加えてみてもいいかもしれません。

また、キャベツには水溶性のビタミンB群やビタミンCが含まれます。水にさらす時間が長すぎると、これら栄養素と一緒に旨味も抜けてしまうので要注意。

最後はザルに上げ、余分な水気をしっかり切ります。このとき、スピナー(野菜水切り器)を使って水切りすると、シャキシャキ食感が格段に高まります。

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千切りキャベツの保存方法

余ってしまった千切りキャベツや、時短テクで千切りにしておいたキャベツなど、すぐに食べない場合には冷蔵保存がおすすめです。

キャベツの日持ち!冷蔵庫ではどれくらい?長持ちする保存方法は?

 

千切りキャベツを冷蔵保存する方法

キャベツの千切り

キャベツは千切りのように細く切るほど空気に触れる切り口が多くなることから、当然痛みも早くなり、日持ちの目安は2~3日ほどになります。

 

千切りキャベツの冷蔵保存方法➀

ジップロックなど密閉容器にキッチンペーパーを敷き、水を切った千切りキャベツを入れて冷蔵室で保存します。

キッチンペーパーが余分な水分を吸いつつ、千切りキャベツの乾燥を防いでくれる方法です。

 

千切りキャベツの冷蔵保存方法➁

1. 量に合わせた(ジップロックなどの)容器に切ったキャベツを入れ水に浸ける

2. 浸した水にレモン汁や少量のお酢を混ぜる

3. 蓋(ラップ可)をして冷蔵庫で保存する

浸した水に加えたレモン汁やお酢が、酸化によるキャベツの変色を防いでくれます。

ただし「時短テク」とはいえ、キャベツを千切りにして長く水に浸すことで、キャベツに含まれるビタミンなどの栄養素や旨味が流れ出てしまうデメリットもあるということ。

千切りキャベツの冷蔵保存。乾燥と変色どちらを防ぐか、悩みどころですね。

 

千切りキャベツを冷凍保存する方法

余ったり時短で下ごしらえした千切りキャベツも、冷凍保存することで最大1ヶ月ほどまで長く日持ちさせることができます。

 

千切りキャベツの冷凍保存方法➀

1. 水を切った千切りキャベツを冷凍用の保存袋(フリーザーパック)に入れる

2. なるべく余分な空気を抜いて酸化を防ぐ

3. 金属製のトレーに入れ休息冷凍する

とんかつなど揚げ物の添え物とはいかずとも、スープや炒め物など加熱調理の具材におすすめです。

 

千切りキャベツの冷凍保存方法➁

何も処理せず、前途した「千切りキャベツの冷凍保存方法➀」のように生のままの千切りキャベツを冷凍保存することは可能ですが、サッと軽く茹でてから冷凍した方が、キャベツのシャキシャキ感を残すことができます。

1. 千切りキャベツを沸騰したお湯で15秒ほどさっと茹でる

2. 色止めのために冷水に張る

4. ザルに上げて水をよく切る

5. フリーザーパックへ入れて密封し冷凍庫で保存

 

まとめ

今回は「キャベツの千切り!お店のふわふわキャベツに仕上がる切り方のコツは?」と題し、キャベツを千切りにするときの切り方と切ったあとのコツを紹介しました。

・キャベツの内葉と中心葉の2つの部位を使う

・芯を切り落として形を整える
・2~3枚づつ重ねて巻き繊維に沿って切る

・水にさらしてシャキッとさせる

キャベツの千切りをふわふわに仕上げるポイントは、

なかでも1番のポイントは、葉っぱを2~3枚づつ重ねて巻いて繊維に沿って細く切ること、もしくはシャキシャキ感を繊維に直角に切ることでシャキシャキ食感を出すことでしょう。

最初は慣れずに手間取るかもしれませんが、ふわふわに仕上がったキャベツの千切りは、揚げ物のソースやサラダのドレッシングとの相性も抜群です。

是非、チャレンジしてみてください。

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