キャベツは、とんかつのお供やサラダなど生で食べることから、ロールキャベツのような煮込み料理まで、あらゆる料理に使える万能野菜!。
ジャガイモや玉ねぎと同じく、「とりあえずキャベツがあれば」的な感じに常備される野菜の1つでしょう。
ならば、キャベツ丸ごと1玉買うのがお得なはず。
けれど「使い切れない」と、つい半分や1/4にカットされたキャベツを買ってしまう人も多いのではないでしょうか?。
あれば便利に活躍してくれるキャベツの日持ちは、実際どれくらいなんでしょう?。
本家「知恵袋」サイトで、新米ママさんが「キャベツは買った日からどれくらい日持ちしますか?」と真剣に質問される気持ちがよくわかります。
例えば、半分にカットしたキャベツの切り口が「黒く変色」してしまったら、「食べられないの?」と不安に思うこともあるでしょう。
そこで、今回のメインテーマは「キャベツの日持ちはどれくらい?」。
キャベツ丸ごと1玉や半分にカットされたもの、冷蔵庫や・冷凍庫など、前処理や保存方法の違い1つでキャベツの日持ちはどれほど変わるのでしょうか。
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キャベツの日持ちはどれくらい?
キャベツだけでなく、野菜類や果物には「賞味期限」や「消費期限」が記されていないのが普通ですので、キャベツの「日持ち」も、私たち消費者が見た目や臭いなど「五感」を駆使して判断しなければなりません。
となれば、知りたいのは「キャベツの日持ちはどれくらい?」「どれくらいが目安なの?」って感じでしょう。
丸ごと1玉や半分にカットされたキャベツ、冷蔵庫・冷凍庫での保存方法など、具体的な事例をあげながら、キャベツの日持ちの目安を探っていきましょう。
キャベツ丸ごと1玉を「冷蔵保存」した場合の日持ちは?
お買い得なキャベツ丸ごと1玉買ってきて、そのまま冷蔵庫で保存した場合、日持ちの目安はおよそ「2週間~1ヶ月」。
これが、キャベツがもっとも長持ちする保存方法です。
キャベツ丸ごと冷蔵庫で保存して、都度「使う分だけ」葉っぱを剥がしながら使っていくスタイルが一番!。
キャベツは高原など涼しい地域で栽培される野菜ということもあって、キャベツの保存に適した温度も「0℃~5℃」と低温。
キャベツ丸ごと1玉は大きくて少々邪魔かもしれませんが、冷蔵庫の「冷蔵室」に保存するのがベストです。
野菜室では、少し温度が高いかもしれません。
丸ごと1玉で買ったキャベツの日持ちを長くする保存方法!
➀キャベツの芯の部分を、包丁で回すように切れ込みを入れくり抜いてしまいましょう
➁くり抜いた芯の部分に、水で濡らしたキッチンペーパーを詰めます
➂キャベツを丸ごと軽く湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包みポリ袋に入れます
➃冷蔵庫(冷蔵室)に入れるときは、芯の部分を下向きに
➄芯の部分に詰めたキッチンペーパーは、定期的に水で湿らせ乾かないようにしましょう
ポイントは、キャベツの乾燥を防ぐこと。
キャベツの芯がついたままだと、葉の水分や栄養をドンドン吸い取ってしまうので、まず芯の部分をくり抜く。
その上で、乾燥を防ぐために芯をくり抜いた部分に湿らせた新聞紙やキッチンペーパー詰めておくと、キャベツの日持ちはより長くなるのです。
半分にカットされたキャベツを「冷蔵保存」した場合の日持ちは?
キャベツ丸ごと1玉なんて「使い切れない」からと、半分や1/4にカットされたキャベツを選んで買う人も多いと思いますが、キャベツの痛みは「切り口」から進みます。
半分や1/4にカットされたキャベツを冷蔵保存した場合、日持ちの目安はおよそ「1週間」とぐっと短くなってしまいます。
カットされたキャベツほど、早めに使い切ってしまわなければなりません。
半分や1/4にカットされたキャベツの日持ちを長くする保存方法!
大抵、半分や1/4にカットされたキャベツは、ビニールでラップされて売り場に並んでいますが、より長持ちさせるなら、そのまま冷蔵庫に入れるのはNGです!。
すぐに、切り口が黒ずんでしまいかねません。
➀キャベツを包んでいるラップを剥がす
➁軽く湿らせたキッチンペーパーや新聞紙でキャベツを包む
➂ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存する
たったこれだけで、カットされたキャベツでも1週間は新鮮さを保ちます。
千切りキャベツを「冷蔵保存」した場合の日持ちは?
料理の「時短テク」に、キャベツを千切りやざく切りにしておいて、冷蔵庫で保存している人も多いでしょう。
しかし、キャベツは細く・小さく切るほど空気に触れる切り口が多くなることから、当然痛みも早くなり、日持ちの目安は「2~3日」ほど。
千切りやざく切りしたキャベツの日持ちを長くする保存方法!
もしも、2~3日分の料理の下ごしらえとして、キャベツを千切りやざく切りにしておくなら、
➀量に合わせた(ジップロックなどの)容器に切ったキャベツを入れ水に浸ける
➁浸した水にレモン汁や少量のお酢を混ぜる
➂蓋(ラップ可)をして冷蔵庫で保存する
浸した水に加えたレモン汁やお酢が、酸化によるキャベツの変色を防いでくれます。
但し「時短テク」とはいえ、キャベツを千切りやざく切りにしておき水に浸すことは、キャベツに含まれるビタミンなどの栄養素が流れ出てしまうデメリットもあるということ。
毎日忙しいママさんたちにとって、悩みどころですね。
もちろん、今日~明日中に使うほどの量なら、バッグタイプでもコンテナタイプでも容器に封をして冷蔵庫で保存しておけば大丈夫です。
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キャベツを「冷凍保存」した場合の日持ちはどれくらい?
お得買いしたお肉やお魚も、冷凍保存すれば1ヶ月ほどは美味しく食べられますが、キャベツを冷凍保存した場合の日持ちはどれくらいになるでしょう。
千切りキャベツも冷凍保存なら日持ちは1ヶ月に!?
キャベツ丸ごと1玉なら、芯をくり抜いたり乾燥を防ぐ処理をして冷蔵庫で保存すれば、日持ちの目安は2週間~1ヶ月間でしたが、千切りやざく切りなど下ごしらえしたキャベツも、「冷凍保存」することで1ヶ月ほどまで長く日持ちさせることができます。
千切りキャベツを「冷凍保存」で日持ちを長くする方法!
➀キャベツを千切りやざく切りなどに
➁沸騰したお湯で15秒ほどさっと茹でる
➂色止めのために冷水に張る
➂ザルに上げて水をよく切る
➃フリーザーパックへ入れ密封し冷凍庫で保存
何も処理せず、生のままキャベツを冷凍保存することはできるのですが、軽くさっと茹でてから冷凍した方が、シャキシャキとしたキャベツの食感を残すことができます!。
冷凍保存した千切りキャベツを美味しく解凍する方法!
千切りやざく切りにして、さっと茹で「冷凍保存」したキャベツ。
よりシャキシャキ感を残し美味しく解凍するポイントは、じっくり時間をかけること。
常温で一気に解凍するのではなく、料理に使う前日の晩から冷蔵庫へ移し、7~8時間かけてゆっくりと解凍するのがコツ!。
もちろん、冷凍した千切りキャベツでも、その後火を通す料理に使うのであれば、とくべつ解凍方法に気をつかう必要はありません。
さて、千切りやざく切りにしたキャベツも、冷蔵保存するだけでこれだけ長く日持ちさせることができます。
これぞ、忙しいママの時短テク・便利テクになりますね!。
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傷んだキャベツの見極め方!食べられないキャベツとは?!
これまで、キャベツの日持ちはどれくらいないのか?、さらに、より長く日持ちさせる保存方法について見てきました。
最期は「食べられないキャベツとは?!」として、傷んだキャベツに現れる特徴から、傷んだキャベツの見極め方を掴んでおきましょう。
傷んだキャベツに現れる特徴!
・黒く変色している(全体的)
・変な汁が出ている
・表面にヌメリがある
・葉っぱが溶けている
・腐ったような異臭がする
なかでも、汁・ヌメリ・溶けている・異臭が表れたキャベツは、かなり痛みが進んでいる状態。
「食べられない」と諦めるのが賢明です。
逆に、キャベツの切り口だけが黒っぽく変色したものなら、空気に触れて酸化が進んだだけなので、その部分だけ少し切り落として使えば、食べても大丈夫ですよ。
まとめ
今回は「キャベツの日持ちはどれくらい?」をテーマに、丸ごと1玉・半分や1/4にカットされたキャベツの場合、冷蔵庫・冷凍庫での保存方法など、具体的に事例をあげながら、日持ちの違いについて紹介してきました。
ご家族の人数などで使う量も違いますから、ご家庭ごとにベストな保存方法があると思います。
キャベツをより長く日持ちさせるには
・芯をくり抜く
・乾燥を防ぐ
など、前処理をして保存することがポイントでしたね。
その上で、キャベツの日持ちの目安は、
・丸ごと1玉キャベツ:冷蔵保存で2週間~1ヶ月
・半分や1/4にカットされたキャベツ:冷蔵保存で1週間
・千切りやざく切りにしたキャベツ:冷凍保存で1ヶ月
あらかじめ千切りやざく切りなど下ごしらえしたキャベツも、冷凍保存することで1ヶ月も日持ちするなら、やはり時短テク・便利テクに使えそうですね!。
とりあえず、キャベツと味の素の「CookDo」があれば、色々な大皿料理が出来ちゃいますしね(笑)。
どれくらい日持ちするか?、それぞれのご家庭で使う量にあった保存方法を上手に見つけてみてください。
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