9月第3月曜日の敬老の日。
これまで育て可愛がっていただいたご両親や、お爺ちゃん・お婆ちゃんへ感謝の気持ちを込め、長寿のお祝いをしてあげたいものです。
敬老の日は、その昔は9月15日と決まっていましたが、祝日法の改正で、2003年(平成12年)からは「ハッピーマンデー」として9月第3週月曜日になっています。
3連休の形となって、敬老の日にお爺ちゃん・お婆ちゃんに会いに行き、お祝いのプレゼントを贈るという方も増えたのではないでしょうか。
とはいえ、お爺ちゃん・お婆ちゃんが80歳を超えるような高齢者ともなると、最近は介護付き老人ホームなど介護施設などにいらっしゃるケースも多くなっています。
今回は、お爺ちゃん・お婆ちゃんが介護施設などにいる場合でも、敬老の日にプレゼントを贈ることができるのか?、プレゼントは何がいいのか?について、一緒に考えていきましょう。
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敬老の日のプレゼントは介護施設にいても贈って大丈夫?
お爺ちゃん・お婆ちゃんがご高齢で、身体がやや不自由になられて介護施設にいらっしゃる場合でも、敬老の日に会いに行きお祝いのプレゼントを贈ることじたい何ら問題なく大丈夫でしょう。
本来なら、ご自宅でご家族と一緒に生活できるのが一番なのでしょうが、介護が必要な状況で離れて生活しなければならないことは、お爺ちゃん・お婆ちゃんも寂しいと思っているに違いありません。
普段は会えなくても、毎年敬老の日になると子どもやお孫さんが会いに来てくれることを待ち遠しく思い、嬉しい気持ちでいらっしゃるのは間違いありません。
ただし、お爺ちゃん・お婆ちゃんが介護施設にいらっしゃる場合、長寿祝いなどお祝いのプレゼントを贈ることじたいはまったく問題ないのですが、介護施設ならではの注意点がいくつかあります。
敬老の日のプレゼントで介護施設にいる場合の注意点!
身体がやや不自由になられて、お爺ちゃん・お婆ちゃんが介護付き老人ホームなどの介護施設にいる場合、まわりには認知症で徘徊されたり、寝たきりになってしまわれている方など様々な介護レベルの方がいらっしゃることでしょう。
介護施設では「健康管理」の一環で、提供する食事以外の食べ物を制限する目的で、各お部屋に冷蔵庫を設置していないケースもあります。
食べ物という点では、和菓子やケーキなどお爺ちゃん・お婆ちゃんが好きな物を選ぶのがベストですが、会話を楽しみながら「一緒に食べるだけの量」にしておくのがベターかもしれません。
一緒に食べて会話を楽しむ際も、大部屋の場合は同部屋の方々から妬まれたりしたり、食べ物が欲しくなってしまわれないよう、面会室など別室に移動した方がいいかもしれませんね。
また、お爺ちゃん・お婆ちゃんに食事制限がある場合も考えられます。親族からその状況を伝え聞いているならいいですが、直接ご本人に聞きずらい場合には介護施設へ問い合わせ、プレゼントとして好きな食べ物を持参していいか確認してみることも必要かもしれません。
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敬老の日のプレゼント!老人ホームや介護施設にいる場合は何がいい?
さて、今回の本題「敬老の日のプレゼント!老人ホームや介護施設にいる場合は何がいい?」。
介護付き老人ホームなどの介護施設にいるお爺ちゃん・お婆ちゃんにプレゼントを贈るなら何がいいのでしょうか。
1番人気は、やはり子ども(息子・娘)やお孫さんと一緒に、会話とともに楽しむ食べ物です。
ご本人が好きな食べ物であるのが一番ですが、食事制限の有無については要注意です。
高齢者用の塗り絵が人気!
子ども(息子・娘)やお孫さんと一緒に、会話とともに楽しむ食べ物が一番のプレゼントに違いありませんが、昨今、介護施設にいるお爺ちゃん・お婆ちゃんに喜ばれているプレゼントが、高齢者用の塗り絵だといいます。
最近は、大人用の塗り絵が人気でテレビ番組でも紹介されていますが、高齢者用の塗り絵も人気なのだとか。
ここは何色にしよう?、腺からはみ出さないようにしようと考え手を動かすことで、認知症の進行を抑える効果が期待されるなど、介護施設にいらっしゃるお爺ちゃん・お婆ちゃんにおすすめのプレゼントではないでしょうか。
紹介した「やさしい塗り絵シリーズ」は、きれいな花編・やすらぎの風景編・昭和の暮らし編・日本の旅先の風景編など多岐にわたって用意されているので、お好みのセットを包んでプレゼントも素敵です。
介護施設内で身につけるもの!
敬老の日に、日頃身につける物も意外といいプレゼントになると思います。
介護施設内で日々身につけているパジャマやひざ掛け、足元のスリッパなどは新しい物をなかなかご自身で購入しない、もしくはできない方が多いのも事実。
いつもと違う柄や着心地の物を身につけるだけで、気分がガラッと変わるのは私たちも同じですよね。
まとめ
今回は「敬老の日のプレゼント!老人ホームや介護施設にいる場合は何がいい?」をタイトルに、お爺ちゃん・お婆ちゃんが介護施設などにいる場合でも、敬老の日にプレゼントを贈ることができるのか?、プレゼントは何がいいのか?について考えてきました。
好きな食べ物や、自分ではなかなか購入しない(できない)ような日頃身につけるパジャマやひざ掛けなどをおすすめしてみました。
しかし、介護施設にいるお爺ちゃん・お婆ちゃんにとって何より嬉しいのは、普段なかなか会えないお子さん(息子・娘)やお孫さんと会えることではないでしょうか。
2003年から、ハッピーマンデーの一環で9月第3月曜日となった敬老の日。
3連休を利用しておじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントを持って是非会いに行かれては如何でしょう。
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