日本では、季節折々たくさんの花が咲きますが、中でも桜・梅・桃の花は風情を感じることができて人気がありますね。
とくに桜は、見頃をむかえる季節になるとお花見に出かける方も多くいるかと思いますが、じつは江戸時代より前まで、古くは奈良時代まで遡っても、お花見といえば「梅」の花だったそうです。
そんなことを知ると、なんだか桜のお花見だけでなく、古くから親しまれている「梅の花」のお花見へも、遊びに行ってみたくなりますね。
しかし、梅の花の「開花時期」は何月で、梅の花の「見頃」っていつ頃なのか、桜ほどはニュースなども少ないですし、知らない方も多くいるのではないですか?。
今回は、梅の花は何月ぐらいが「開花時期」なのかや、いつ頃に「見頃」を迎えるのかについて詳しく、お伝え致します!。
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梅の花の開花時期は何月?
そんな梅の花の開花時期は何月かというと、一般的に1月から3月頃と言われています。
なぜ、梅の開花時期に3ヶ月という期間があるの?と不思議に思われるかと思いますが、これは日本列島の中でも地域によって開花時期が異なるからです。
暖かい地方から順に、南から北に向かって梅の花は開花していくのです。
ですから、その年の気温によっては、梅の花の開花時期が5月頃にずれこむこともあるとか。
ここ数年の開花時期を参考に、各地方で何月に開花時期を迎えているのか見ていきましょう!。
地方・地域ごとの梅の開花時期
沖縄地方・九州地方・四国地方・関東地方の太平洋側に位置する地域…1月
近畿地方・中国地方・関東地方の北部地域・東海地方・東北地方の南部地域…2月
東北地方中部・北陸地方…3月
東北地方北部・北海道…4月
あくまでも、平均的な開花時期なので、気温が高い年は早まったり、逆に例年より寒く乾燥した年は、時期が遅れたりします。
また、梅の花は、桜と桃の花に先駆けて開花を迎えるため、「花の兄」なんて素敵な呼び方もされてるようです。
桜や桃の花と比べて、梅の花は地域によって開花時期に差があるので、違う地方へ訪れることで、他の花よりも長い期間楽しむことができるので、お花見をするチャンスも広がりますね!。
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梅の花の見頃はいつ頃?開花時期と同じなの?
せっかく、梅の花のお花見へ出かけるなら、一番の見頃を迎えるときに行きたいですね。
桜の花が満開となる見頃の時期は、テレビなどで頻繁に情報が流れますが、果たして、梅の花は何月ごろに見頃を迎えるのでしょうか。
梅の花の見頃は開花時期から1ヶ月ほど後!
梅の花の開花時期は、梅の花のつぼみが花開くときなので、見頃よりは少し前の時期となります。
だいたい開花時期から1ヶ月~1ヶ月半ほどで満開を迎える梅の花が多いので、見頃は開花時期から1ヶ月後ぐらいの時期となります。
ですから、梅の花の見頃も地域によって異なってきますね。
例えば、中国地方の場合だと開花時期が2月頃になるので、見頃を迎えるのは3月となります。
また、北陸地方では3月頃が開花時期ですので、見頃が4月になります。
ただし、開花時期から見頃を迎えるまでにかかる期間は、梅の花の品種によっても異なってきたり、気温が高いほど満開までのスピードも早くなるので、多少の前後はあるようですね。
まとめ
いかがでしたか。
梅の花は時代が変わっても、ずっと変わらず親しまれ続けている趣ある花なのですね。
これまで梅の花のお花見へ行く機会はあまりなかったのですが、日本には各地方に「梅まつり」を毎年行うような、梅の名所なども多くあるので、見頃を迎える時期に楽しみに行きたいと思いました。
みなさんも、春の中で1番先に咲く梅の花を、ぜひご家族揃って見に行かれてはいかがでしょうか。
桜とは違った、梅の花ならではの魅力をぜひ見つけてみて下さいね。
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