健康に良いからと、自宅の朝食に「ヨーグルト」は何となく定番ですよね。
外食でもデザートにヨーグルト、サイドメニューにヨーグルト、などなど…。
夜、寝る前に食べる方もいらっしゃいますね。
ところで、ヨーグルトを食べる時間、朝や夜、食前なのか食後なのか、その「タイミング」によって、得られる効果が微妙に異なることをご存知ですか?。
ヨーグルトは食べるタイミングが大切!。
1個数十円~数百円で入手できるヨーグルトの費用対効果を高めて、効率良く効果を上げる方法をご紹介したいと思います。
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ヨーグルトを食べることによって得られる効果!
ヨーグルトを食べることによって得られる効果については様々あります。
商品によっても色々ですね。
しかし、その効果を一言で言うなら、
ヨーグルトは、「腸内フローラを整える効果」が期待出来るものと言えるでしょう。
腸内フローラとは、腸内に生息する数百種類の菌の模様のことです。
さて、ここから少し難しいお話になりますが、簡単に解説しますのでついてきて下さいね。
まず、これを覚えて下さい。
腸は「第二の脳」とも呼ばれているということを。
そして、第二の脳と呼ばれる腸は「腸内フローラ」の働きによって司られているということ。
そしてその命令機関は、腸内フローラなんだということを!。
腸内フローラがどんな命令を下すのか、例をあげてみますね。
●「もうお腹がいっぱい!」と具体的な症状を引き起こして食欲を減退!
→ダイエット効果が期待できます。
●やってくる風邪菌をやっつけて「私は元気」と思わせる!
→免疫機能の増加が期待できます。
●便意をもよおさせて快便を促す!
→便秘解消が期待できます。
健康的で「元気な命令」を下してくれていますね。
こうやって、元気で健康な心とカラダにしてくれる菌は、「善玉菌」と呼ばれています。
ヨーグルトを食べることは、この善玉菌を腸内フローラに増やす効果があるのです。
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ヨーグルトを食べる時間によって効果は異なる?
口から摂取した食べ物は、食道を通って胃に運ばれ栄養が吸収されます。
その後、小腸を通って大腸に運ばれますが、ここでも栄養価は吸収されています。
そして通過地点で吸収されなかったものが、不要なものとして排出されているのです。
では、普段の食事にプラスでヨーグルトを食べることでもたらされる効果を、朝と夜の食事ごとにみてみましょう。
朝ごはん+ヨーグルト
朝は一日のエネルギーの要。効率よくエネルギーを吸収したいですよね。
その手助けをヨーグルトが行ってくれますよ。
食べた朝ごはんを胃が消化し、小腸、大腸に運ぶ際にヨーグルトが一緒に運ばれるように食べて下さいね。
つまり朝ごはんの後、「食後」にヨーグルトです。
ヨーグルトに含まれる善玉菌は、胃ではなく腸でその効果を発揮します。
胃酸にはヨーグルトの栄養素を溶かしてしまう働きがあるため、朝ごはんをしっかり食べた後にヨーグルトを食べるようにして下さいね。
そして、腸に善玉菌を増やして代謝UPを図りましょう!。
夜ごはん+ヨーグルト
夜という時間帯に、重要視したいのは睡眠です。
良質な睡眠によって、細胞の活性化による成長ホルモンの分泌が行われます。
ヨーグルトはここでも大活躍!。
朝は吸収した栄養素をエネルギーに変えることが重要ですが、夜は腸にゆったりとした時間を過ごさせることが重要。
高カロリー・高栄養素の食品は、胃や腸の働きが過多になりがち。
十分に栄養素を吸収できないまま、もしくは消化できないままの状態で睡眠に入ってしまうと、腸の指示は「とにかく消化!」へと偏ってしまい、「ホルモンの分泌!」や「細胞の活性化!」の指示がおろそかになってしまいます。
ところがヨーグルトの成分が腸に届けられると、消化が促進され、腸から正常な指示がおりてくるようになるのです。
美肌、成長、細胞の活性化による免疫機能UPなど、夜の睡眠によってもたらされる効果を腸が明確に指示するためには、夜ごはんのデザートに食べるヨーグルトは抜群の立役者というわけなのです。
以前紹介した記事、>夜食べるといい果物!オススメは〇〇〇+ヨーグルトでWの整腸効果!< では、ヨーグルトと一緒に夜食べるといい果物を紹介しています。
「朝と夜」という点では、朝と夜の体重差がダイエット成功の鍵を握っていることをご存知ですか?。
>朝と夜の体重差!平均はどれくらい?ダイエットに活かす方法とは?<
朝と夜の体重差をどうダイエットに生かしていけばいいのか、わかりやすく紹介しています。
食前のヨーグルトは?
残念ながら、食前のヨーグルトはオススメではありません。
胃酸によって、ヨーグルトの成分が十分に吸収されないからです。
食後のヨーグルトは?
食後のヨーグルトはとにかくオススメ!。
ヨーグルトの成分は胃ではなく、腸によって吸収されます。
胃酸の影響が少ない食後の方が、最もヨーグルトの栄養素を吸収する効果が高いのです。
まとめ
ヨーグルトは、おやつや非常食品ではありません。
ヨーグルトを食べることで得られる様々な効果を最大限に引き出すなら、ヨーグルトは食後のデザートとして食べるようにしましょう!。
胃酸の影響が少なく、小腸や大腸までヨーグルトの成分を届けることが大切だからです。
腸内の善玉菌比率の上昇を促させることが、ヨーグルトの効果的な食べ方!ということですね。
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