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布団干し!効果的な時間帯や頻度の目安は?

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「布団干し」と聞くと、干した布団のフカフカした感触や温かいぬくもりが思い浮かべられ、その言葉を聞くだけでなんだか「ほっこり」した気分になりますよね。

しかし、実際布団を干すとなると、まぁ面倒くさい作業ですし(苦笑)、ふんわりした布団ができるはずがナゼか冷たい…なんていうガッカリな布団になってしまうことも。

布団干しって、そもそも何のために行うのでしょうか。

効果的な布団干しの時間帯や、布団を干す頻度の目安はあるのでしょうか。

ほっこり、フカフカで温かい布団になるための、効果的な干し方をご紹介したいと思います。

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効果的な布団の干し方は?頻度の目安は?

布団を干すと一言でいっても、その布団の種類によって干し方・頻度を変える必要があることをご存知でしょうか?。

 

綿布団の場合の干し方・頻度!

綿布団とは、中綿が木綿50%(重量比)以上の布団のこと。

馴染み深い布団の一つですし、私たち日本人がよく使っている布団の1つです。

しかし、この綿布団、実は湿気が溜まりやすいのです。

綿布団を干す場合は、肌に触れる面を太陽に当てしっかり乾燥させることがポイント。

途中で裏返して、しっかりと両面を干すようにして下さい。

2日に1度、少なくとも1週間に1度の頻度を目安に干して下さい。

 

羊毛布団の場合の干し方・頻度!

羊毛布団は、2週間に1回の頻度を目安に、2時間程度干せばOK!。

羊毛布団は湿気を放出する能力が高く綿布団のように頻繁に干す必要が無いのです。

ただし羊毛布団は、汚れても各ご家庭では洗濯が出来ません!。

干す場合は汚れないように、カバーをつけたまま干すようにして下さいね。

 

羽毛布団の場合の干し方・頻度!

羽毛布団は、風通しの良い「日陰」に“ときどき”干して下さい。

しかし、羽毛布団を天日に干してはダメというわけではありません。

羽毛布団は外側が天日にさらされるとダメージが大きい作りの為、天日を避けた方がいいんです。

中の羽毛が悪くなるなどの理由では無いので、天日に干す場合は1~2時間程度にして頂ければOK。また、カバーをしたまま干すのがおすすめです。

 

布団を干す目的と効果的な時間帯

それぞれの布団にあった干す時間というものがありますが、およそ朝10時から14時の間に干すようにして下さいね。

布団干しは、湿気を払い乾燥させることでもたらされる、除菌・殺菌が目的です。

しかし、この殺菌は太陽が当たっている面しか殺菌効果がありません。

つまり布団干しは、「太陽が当たっている時間帯」であることが大切なんです。

太陽光での殺菌は30分程度で良いと言われていますので、30分ごとに裏返したり、場所をずらしたりするのがベスト。

そうこう出来る時間帯というと、やはり太陽が昇り沈むまでの、10時から14時がゴールデンタイムということになります。

しかし、夏と冬とで、お宅によっても太陽が当たる時間帯は異なります。

また、西日が当たるお宅の場合は、15時頃が最も日差しが当たる時間帯ということもあります。

ゴールデンタイムにこだわらず、実際の太陽光に合わせ干す時間帯をチョイスして下さいね。

また、乾燥させるという目的を考えると、日が沈みかけた時間以降~朝にかけては適していないと言えます。

そして、雨上がりの翌日も地中に含まれた水分が蒸発し、空気中の水分量が多くなり、乾燥させるということには適していないと言えます。

雨上がりの翌日に干す場合は、午後の方がいいですね。

もしくは、その翌日がベストでしょう。

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布団を外に干せない場合は?

どうしても布団が外に干せず、室内干しする場合にはどうするのが効果的なのでしょうか。

いくつかの方法をご紹介いたします。

 

ベッドに敷いた布団

ベッドに敷いた布団は、起きたら「めくって」放置しましょう。

整えた状態の方が美しいものですが、湿気が逃すためには「めくって」放置です。

今日は頭側、明日は足元側と交互に「めくって」放置して下さいね。

 

室内に布団を干す場合

室内用の布団干しのアイテムを使って、うまく湿気を逃してあげて下さい。

布団を無理に立てかけて干している方を見かけますが、床に当たっている部分は湿気が逃げられないですし、布団に加わるダメージも大きくなります。

 

まとめ

今回は、色々な布団の干し方をご紹介してきましたが、最後にひと手間。

布団を干した後は軽く掃除機をあてて、中に住んでいるダニや埃などのゴミを吸い出しましょう。

布団を叩いても、ダニを除去することはできません。

叩いて衝撃を与えると、生きているダニは綿の奥の奥に入り込んでしまいます。

表面についた埃をはたく程度に叩くのは大丈夫。くれぐれも、叩き過ぎないようにご注意下さいね。

また、どうしても布団を干せない場合は羊毛布団など干す必要があまり無いものにするか、業者に丸洗いを委託するのがいいかもしれませんね。

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